科目名[英文名]
工学基礎実験   [Basic Experiments for Scientific Studies]
区分 教養科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 020008
責任教員 [ローマ字表記]
村山 能宏   [MURAYAMA Yoshihiro]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
知の開拓と自主的な学びへの意識の醸成を目的とした大学導入科目と位置付け、内容に応じて学部合同授業や学科別クラス、実験実習など様々な授業形態をとります。本科目は、2部から構成されます。

第一部:全学共通プログラム
大学を知り、大学でいかに学ぶかを考えます。本学の理念・歴史と共に、研究活動に関する理解を深め、学びへの意欲を増進すると共に、大学生活をデザインする意義を理解することを目的としています。

第二部:学部独自プログラム
自然科学や工学において,「実験」は実証方法の一つとして不可欠な手法である。本科目では,生体医用システム工学に関する専門性を培うにあたり,道具や装置の使い方,結果の解析方法,レポートの書き方など,「実験」という実証方法の基盤を身に付ける。
到達基準
1) 大学での学びを理解し、自身の大学生活を俯瞰的に設計できる。
主な目標(科目別目標一覧対応):
自主性・自律性◯、リーダーシップ/調整能力◯、知の開拓能力◎、プレゼンテーション◯、課題探求、問題解決◎、教養倫理◯

2) 学部独自プログラム
1. 実験内容を理解し,適切に実験を行うことができる。
2. 実験データを解析し,適切に実験を行うことができる。
3. 実験結果について,科学的な考察をすることができる。
4. 上記のことがらをレポートにまとめることができる。

履修案内のカリキュラムマップを参照して下さい。
授業内容
第一部:全学共通プログラム
第1回 大学を知る
     大学の歴史の概略。学長、工学部長、農学部長の講話:「農工大で挑戦してほしいこと」など
第2回 エネルギー教育と安全教育
     エネルギー教育:地球温暖化と温室効果ガス排出。CO2排出削減を目指す本学の取り組み。
     安全教育:実験活動における危険の概要。安全を守るための行動。化学薬品の危険と廃棄の方法。
第3回 大学で学ぶ
     高校と大学での学びの違い。履修計画や留学などを含めて、大学生活を俯瞰的に設計する。問いを立てることで深める学問や研究を考える。
第4回 研究倫理
     研究者の行動規範と研究不正について概説する。引用、盗用、剽窃について考える。
第5回 施設見学
     科学博物館など、小金井キャンパスの施設を見学する。

第二部:学部独自プログラム
第6-15回
6グループに分かれ,以下の全テーマを実施。
1.重力加速度の精密測定
2.等電位線の観察
3.電気分解
4.レンズによる結像
5.センサー-光検出ブザー回路の作成-
6.DNA鑑定
履修条件・関連項目
全学共通プログラム:授業時間10時間に加え、本学の標準時間数に準ずる学習時間を使って授業内容を振り返り、今後の大学生活の設計や履修計画をたてること。

学部独自プログラム:
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
全学共通プログラム: 必要に応じて授業内で資料や教材を配布します。
学部独自プログラム:指定のテキストを用いる。
参考書
全学共通プログラム: 
・アカデミック・スキルズ 大学生のための知的技法入門 (慶應義塾大学出版会) 佐藤望(編著)、湯川武、横山千晶、近藤明彦
・思考を鍛える大学の学び入門ー論理的な考え方・書き方からキャリアデザインまで(慶應義塾大学出版会)井下千以子
成績評価の方法
全学共通プログラム(16%分): 毎回提示される記述の課題を総合的に判断します。
学部独自プログラム(84%分):レポート及び事前準備を含めた実験への取り組み。
教員から一言
キーワード
全学共通プログラム: 問いを立てる 自律学習
オフィスアワー
全学プログラム: 各担当教員から授業内に案内があります。 学部独自プログラム:メールにて受付。時間は随時調整。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/04/15 20:11:30