科目名[英文名] | |||||
多文化共生論 [Cultures Studies for Symbiotic Society] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 020018 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
岩田 陽子 [IWATA Yoko] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | 府中学務棟3階 | メールアドレス |
概要 |
本科目は、グローバル教養科目群、人文・社会科学科目の一つとして設置している。特に、グローバル社会が進展していく時代における多文化共生のあり方について理解を深めることを目的とする。 実際、グローバル化が進行していく社会のなかで、多文化共生をどのように実現し得るかは大きな課題である。本科目では、特に、タイバーシティを取り巻く諸問題を把握し、その 問題解決に向けて我々は何をすべきなのかということについて、教育界、産業界、海外比較といった複数の観点から論点を設定し、グループワークおよびグ ループディスカッションを中心に授業を進める。 また、後半では、問題解決に向けた視座として「宇宙的視座」を取り上げ、複雑で多様な社会のなかで、宇宙的視座に基づくことで見えてくる「ものの見方・考え方」についても理解を深める。 最終的には、宇宙的視座に基づきダイバーシティ問題の解決の方向性を模索していく。 |
到達基準 |
(1)ダイバーシティとは何かを理解し、多文化共生を実現するうえでの諸問題について、事実やデー タ等の根拠に基づき論理的に指摘できる。 (2)宇宙的視座の意義について説明することができる。 (3)グループ・ディスカッションや討論の中で、議論する技術を身につけ、自分の意見をはっきりと 主張することができる。 科目別目標: 自主性・自律性、異文化理解、国際感覚、知の開拓能力、教養倫理 |
授業内容 |
第1回:オリエンテーション:グローバル化社会の特徴、ダイバーシティとは 第2回:産業界の潮流にみるダイバーシティ 第3回:日本の教育現場で展開されるダイバーシティ 第4回:海外比較からみるダイバーシティ 第5回:ダイバーシティの本質を知る<ダイバーシティ事例をベースにしたグループワーク> 第6回:グループ・ディスカッション①:ダイバーシティに関する問題整理と解決案の構築 第7回:全体討論会① 第8回:「宇宙的視座」の意義 第9回:「宇宙的視座」に関する検討 第 10 回:「宇宙的視座」に基づくダイバーシティ① 第 11 回:「宇宙的視座」に基づくダイバーシティ② 第 12 回:グループ・ディスカッション③:「宇宙的視座」に基づきダイバーシティ諸問題を再検討する① 第 13 回:グループ・ディスカッション④:「宇宙的視座」に基づきダイバーシティ諸問題を再検討する② 第 14 回:全体討論会② 第 15 回:まとめ 定期試験 |
履修条件・関連項目 |
・予習・復習に関して:グループワークおよびグループディスカッション実施には、リサーチ、アイディア構築に向けた学習が必要となる。具体的な学習内容については、毎回、教員より指示する。 授業時間30時間に加え、上記の内容に沿って本学の標準時間数に準じた予習・復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
適宜、配布。ハンドアウト資料等については、C-Leaning上で配布する。 |
参考書 |
立花隆、岩田陽子『「正しく思考する」技術を磨く 立花隆の宇宙教室』日本実業出版社 |
成績評価の方法 |
中間課題(筆記):20% 期末テスト(筆記):30% ディベート・ディスカッション:50% |
教員から一言 |
グローバル社会で生きていく上で必要なスキル・マインドのエッセンスを提供します。 |
キーワード |
グローバル化、ダイバーシティ、宇宙的視座、議論のためのスキル |
オフィスアワー |
C-Learning上からの連絡・相談・質問は常時使用可能。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/12 12:11:21 |