科目名[英文名] | |||||
社会学 [Sociology] | |||||
区分 | 教養科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020023 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
閻 美芳 [YAN Meifuan] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
社会を分析する力を学ぶのに必要な自主性・自律性、異文化理解、国際感覚、知の開拓能力を養成することを目標とし、教養科目として位置付ける。講義による授業のほか、ワークショップ、グループによるディスカッションや小論文の作成を通して実践的に以下の内容を学ぶ。 1.社会学とは 2.外国人からみた日本社会の特質とは 3.社会を相対的にとらえるとは |
到達基準 |
1.内と外という複数の「社会学的なまなざし」から社会を捉える力を身につける。 2.社会のなかの自分の位置を知る方法を身につける。 主要な目標 自主性・自律性〇 異文化理解〇 国際感覚〇 知の開拓能力◎ |
授業内容 |
第1回 授業のオリエンテーション 第2回 日本は環境にやさしい国か? ―水俣病患者の語りから考える― 第3回 10万年後の安全をどうやって確保するか? ―受益圏・受苦圏から原発事故後を考える― 第4回 囚人のジレンマとは? ―共有地の悲劇から考える― 第5回 農業は工業とどう違うのか? ―有機農業の現場から考える― 第6回 エスニシティ・マイノリティと差別は宿命なのか? ―ラベリングとスティグマから考える― 第7回 日本は男女平等社会なのか? ―女性医師数をめぐる議論から考える― 第8回 自殺は社会的な要因によるものなのか? ―アノミー自殺をキーワードに― 第9回 核家族化が進んでも「サザエさん」のような複合家族が理想なの? ―中国人の家族観との比較から― 第10回 日本では貧困が可視化されていないのか? ―ホームレース、子供の貧困問題から考える― 第11回 国境は構築されたものか? ―領土意識とナショナリズムをキーワードに― 第12回 何が日本的なのか? ―世界遺産化から文化の真正性を考える― 第13回 日本の「かわいい」は、なぜグローバル化するのか? ―消費社会から考える― 第14回 中国は関係主義社会か? ―差序格局と社会関係資本をキーワードに― 第15回 授業の総括と期末試験:自分は社会とどうつながっているか? ―社会学で捉える「私」からもう一度社会を眺めよう― |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、授業で配布される資料や後述の参考書を活用して標準時間数に準じた予習・復習を行う。この講義は、総合的に45時間/単位を要する内容を、15回に分けて行う。 |
テキスト・教科書 |
授業で随時、参考資料を配布する。 |
参考書 |
Giddens, Anthony and Sutton, Philip W. (2013) Sociology (Seventh Edition). Cambridge: Polity. |
成績評価の方法 |
2回の課題作文の評価(70%)、授業やグループワークへの参加度(30%)を総合的に判断する。 |
教員から一言 |
積極的な授業への参加を期待します。 |
キーワード |
ジェンダー、エスニシティ、差別、ナショナリズム、有機農業、消費社会 |
オフィスアワー |
Eメールによる質問を受け付ける。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/22 17:11:39 |