科目名[英文名] | |||||
心理学 [Psychology] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020149 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
甲田 菜穂子 [KODA Naoko] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2-203 | メールアドレス |
概要 |
心理学は、複雑な「心」を科学的に解明し、理解しようとする学問です。現代心理学が扱う内容や方法は多岐に渡りますが、この授業では心理学における基礎的な知見を理解し、それらが日常生活の中でどのように作用しているのか知ることを目標とします。また、自分の心理状態の一端を知る試みも授業中に取り上げる予定です。 この科目は、全学共通教育科目の共生人文社会科学に含まれる2単位の選択科目です。 |
到達基準 |
心理学の基礎的な知見を理解し、日常生活における現象を心理学的観点から説明できる。 |
授業内容 |
1:はじめに(心理学とは、行動とは) 心理学の歴史と方法論、行動とは何かについて説明します。 2:行動 行動の分類について説明します。 3:非言語コミュニケーション 人の体や振る舞いは、言葉以上に「おしゃべり」であることの実例を紹介します。 4:非言語コミュニケーション 前回の続き。 5:コミュニケーションの日常場面での応用 もちろん、言葉が対人関係に与える影響も無視できないことを医療・福祉現場でのコミュニケーション技法を例に解説します。 6:コミュニケーションの日常場面での応用 前回の続き。 7:適応と不適応(動機づけ) 環境に調和するために、人は様々な行動を起こします。その基本的なメカニズムについて学びます。 8:適応と不適応(要求不満とその対処) 環境と調和しようと頑張ってもうまくいかないことはあります。それが不適応です。そうなる前にも、人は無意識に色々なことをやっています。 9:ストレス、ストレス・マネジメント ストレスとは何か、自分のストレスはどのくらいか、ストレス・マネジメントとは何かについて知ります。 10:労働ストレス 社会に出る前に、仕事の中のストレスについて知り、将来に備えましょう。 11:態度 行動に影響を与える態度とは何か、どのように形成されるのかについて解説します。 12:態度の変容 相手の態度を変容させる(説得する)ために、人はどのような方法を使うのかについて説明します。 13:職場の人間関係の心理 職場の人間関係の特徴について、リーダーシップについて解説します。 14:まとめと補足 15:レポート作成 |
履修条件・関連項目 |
授業で学んだことが日常生活の人の行動に反映されているか、観察と考察をすることが求められます。 授業30時間に加え、授業時に配布する資料などを用いて本学の標準時間数に準ずる予習および復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
授業中に資料を配布します。 |
参考書 |
授業中に説明します。 |
成績評価の方法 |
授業中に行なう期末のレポート。 |
教員から一言 |
日常、何気なく見過ごしている人の心的活動が、実は社会関係や人生にも影響を及ぼすこともあります。「心」は複雑で個人差も大きい故、通常の科学で扱う事象より「曖昧」かもしれません。そんな「心」を科学的に見つめ、人というものの面白さに気づいてもらえればと思います。 |
キーワード |
行動、コミュニケーション、適応、態度 |
オフィスアワー |
月曜日4限(府中キャンパスの研究室にいます) |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/14 13:33:05 |