科目名[英文名] | |||||
特許法 [Patent Law] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 1~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020196 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
瀬津 太朗 [SETSU Taro] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義では、特許法を中心に知的財産権の関連法を学ぶとともに、特許検索や特許出願等の実務についても学びます。 テキストは講義毎にMoodleに掲載しますので、用意する必要はありません。 本科目は、「持続可能な地球のための科学技術」に区分される「科学技術と社会」の科目として開講され、実務経験のある教員による授業です。担当教員は特許庁において知的財産を扱う業務に携わっており、特許の審査・審判に関わる実体験や現場の知識を生かした授業を行います。 |
到達基準 |
(1)特許等の知的財産制度の概要を理解することができる。 (2)今後の研究活動に役立つ特許情報の利用の仕方を身につけることができる。 (3)特許出願明細書の作成などの基礎的な実務能力を身につけることができる。 |
授業内容 |
第 1回 知的財産権制度の概要: 自己紹介、知的財産権制度の概要・種類 第 2回 特許制度の概要: 特許制度の概要、特許出願の流れ 第 3回 特許になる発明: 補正・分割、特許になる発明 第 4回 出願手続: 国内出願、外国への出願 第 5回 特許情報の利用(特許情報検索): 特許情報の利用、特許情報検索 第 6回 明細書の書き方[1]: 特許請求の範囲・明細書・図面の作成時の注意点、具体例 第 7回 明細書の書き方[2]: 権利範囲を意識した特許請求の範囲 第 8回 新規性・進歩性[1]: 新規性・進歩性の判断手法、演習 第 9回 新規性・進歩性[2]: 拒絶理由への対応 第10回 新規性・進歩性[3]: 拒絶理由に対する補正 第11回 審判制度・実用新案法: 無効審判、訂正審判、特許異議の申立て、実用新案法 第12回 意匠法・商標法: 意匠法、商標法 第13回 知的財産の活用: ライセンス(専用実施権、通常実施権)、大学での活用 第14回 特許権・権利侵害: 特許権、均等論、権利侵害 第15回 発明者の権利・職務発明・まとめ: 発明者の権利、職務発明、まとめ |
履修条件・関連項目 |
授業時間30時間に加え、テキストや参考文献を参照して本学の標準時間数に準ずる予習復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
テキストは講義毎にMoodleに掲載します。 |
参考書 |
平成30年度知的財産権制度説明会(初心者向け)テキスト 平成30年度知的財産権制度説明会(実務者向け)テキスト http://www.jpo.go.jp/oshirase/event/setumeikai/setumeikai-text/index.html |
成績評価の方法 |
中間レポート及び最終レポートの評価(60%)、授業への参加度や宿題の評価(40%)を用いて総合的に判断します。 中間レポートと最終レポートの両方提出しないと、単位は取得できません。 試験は行いません。 |
教員から一言 |
科目名は「特許法」ですが、知的財産権制度全般についても学びます。 |
キーワード |
特許、発明、知的財産権、特許庁、知的財産高等裁判所 |
オフィスアワー |
質問等があればe-mailで受け付けます。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
特許庁HP http://www.jpo.go.jp/indexj.htm 特許情報プラットフォーム https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/04 9:30:01 |