科目名[英文名] | |||||
科学技術コミュニケーション論 [Communication in Science and Technology] | |||||
区分 | 全学共通教育科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 020199 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
野間 竜男 [NOMA Tatsuo] | |||||
所属 | グローバル教育院 | 研究室 | 13-208 | メールアドレス |
概要 |
外国人とのコミュニケーションが今後ますます日常的になることは確実である。国際化の進んだ社会におけるコミュニケーションの基礎として、コミュニケーション・ツールである共通語としての日本語について考える。実践的な授業を通して社会人の基礎としての日本語の知識及び言語技術を身に着けることを目標とする。あわせて易しい日本語または基礎的な英語を用いて外国人に科学技術を説明することについても演習を行う。 授業では、下の項目について取り上げる。課題を遂行することで自分のふだんのコミュニケーションについて客観的に見直し、コミュニケーション能力を向上させることができる。 1.理工系における外国人とのコミュニケーション 2.わかりやすく伝えるための理工系の表現法 担当者:(グローバル教育院)野間竜男・田崎敦子 本科目は、「持続可能な地球のための科学技術」に区分される「科学技術と社会」の科目として開講される。 |
到達基準 |
日本語についての理解を客観的な視点から深めることで、より高いコミュニケーション能力を習得できる。 1.理工系分野を専攻する学生が、母語の異なる人、文化の異なる人とコミュニケーションして、相手の言うことを理解できる。 2.学生同士の協働作業により、コミュニケーションの重要性を理解できる。 3.自分の言いたいことを論理的に伝えることができる。 |
授業内容 |
【野間・田崎】 (1) オリエンテーション 【野間】 (2) 外国人とのコミュニケーション実践1:テーマ選択 日本の伝統技術から最先端科学技術へ (3) 外国人とのコミュニケーション実践2:日本語プレゼンテーション演習1 各自選択したテーマに基づき (4) 外国人とのコミュニケーション実践3:日本語プレゼンテーション演習2 同上 つづき (5) 外国人とのコミュニケーション実践4:グループプレゼンテーションのためのディスカッション1 数人ごとのグループに分かれ同じテーマでプレゼンテーションファイルを作成する (6) 外国人とのコミュニケーション実践5:グループプレゼンテーション (7) 外国人とのコミュニケーション実践6:グループプレゼンテーションのためのディスカッション2 前回の発表でお互い指摘しあった課題を踏まえ、プレゼンテーション内容を作り替える (8) 外国人とのコミュニケーション実践7:外国人留学生へのプレゼンテーション 【田崎】 (9) 自分の考えを伝える:相手の考えを理解する (10) 意見文を書く1:日本語の表記を学ぶ (11) 意見文を書く2:構成を考える (12) 意見文を書く3:文章を書く (13) 意見文を書く4:他者の文章を検討する (14) 意見文を書く5:文章を推敲する (15) 自分の意見を発表する |
履修条件・関連項目 |
授業中のデスカッションに積極的に参加することが必要。いかに自分の言いたいことを他人に伝えるかだけではなく、いかに他人の発言を吸収していくか、特に質疑応答を通しての議論等が求められる。 授業時間30時間に加え、上記の内容を含めた予習復習を本学の標準時間数に準じて行うこと。 |
テキスト・教科書 |
特定のテキストは用いない。資料を授業中に配布する。 |
参考書 |
授業で指示する。 |
成績評価の方法 |
参加度(授業中の質疑等)40% レポート/宿題/プレゼンテーション60% |
教員から一言 |
とにかく授業中は積極的に発言してほしい。そして、不明の点があれば遠慮なく教員やプレゼンテーションを行った学生へも質問してほしい。 |
キーワード |
科学技術、プレゼンテーション、異文化理解、日本語と英語、文章作成法 |
オフィスアワー |
毎週水曜日4時間目 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/21 11:16:32 |