科目名[英文名]
情報応用プログラミング   [Applied Computer Programming]
区分 工学部専門科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 14  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 021413
責任教員 [ローマ字表記]
池上 貴志   [IKEGAMI Takashi]
所属 生物システム応用科学府 研究室   メールアドレス

概要
本科目は,化学物理工学科カリキュラムの専門科目(選択)に該当する。
情報プログラミングの授業で学んだC言語プログラミングの応用例として,数値計算プログラミングについて学ぶ。解析的に解を求めることが困難な数学的問題,実験で再現できない条件における現象の解析に力を発揮する数値シミュレーションなど,工学分野の基礎的な計算処理の例を学ぶ。また,配列・ポインタ・構造体など,多数のデータを扱うプログラミングを学び,より複雑な問題にも対応する技術を学ぶ。
到達基準
数値計算の基礎的な理論とそのアルゴリズムを理解し,与えられた問題に対して適切な手法を選択したプログラミングにより,コンピュータで問題解決を行う力を養う。また,コンピュータで大量のデータを処理するための基本構造である配列・構造体・ポインタを使ったプログラミング方法を習得する。
ディプロマ・ポリシーの観点について,履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
第1回:ガイダンス,復習,カレンダーの作成
第2回:ポインタ・ソート
第3回:関数とポインタ
第4回:文字列1
第5回:文字列2
第6回:構造体
第7回:前半(第1〜7回)のまとめ
第8回:乱数,モンテカルロ法,数値積分
第9回:非線形方程式・連立方程式1(ニュートン法,ヤコビ法)
第10回:連立方程式2(ガウスの消去法,ガウス・ジョルダン法)
第11回:常微分方程式(オイラー法,ルンゲクッタ法)
第12回:画像ファイル,画像処理
第13回:動力学解析結果の可視化
第14回:課題演習
第15回:後半(第9〜14回)のまとめ
定期試験
履修条件・関連項目
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
柴田望洋著『新・明解C言語入門編』,SBクリエイティブ
参考書
成績評価の方法
毎回の授業時の小テスト(20%),中間試験(40%),期末試験(40%)により評価する。
教員から一言
C言語に限らずプログラミングの知識は,工学系のどの分野に行っても必要になります。
プログラミングは「慣れ」が重要ですので,自分で手を動かして慣れましょう。
講義ではmoodleも利用します。
キーワード
C言語,プログラミング,数値計算
オフィスアワー
まずはメールでiket(at)cc.tuat.ac.jpまで連絡を。
備考1
講義には教科書とノートPC(十分に充電されているように)を持参すること。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/04/04 15:43:16