科目名[英文名]
応用分子化学基礎演習Ⅰ   [Basic Exercise in Applied Chemistry Ⅰ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 022210
責任教員 [ローマ字表記]
近藤 篤   [KONDO Atsushi]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
基礎的な化学反応は熱力学によって支配されており、物理化学は化学の基礎となる学問分野である。本学科の学生は必ず履修しなければならない。熱力学を学ぶことによって、なぜそのような反応が起こるのか、あるいはどのような反応が予測できるかなど、化学反応を理論化することができるようになる。本講義は、演習を通してテキスト・アトキンス物理化学の理解を深めるものであり、本演習を履修するに当たって物理化学Ⅰ・Ⅱを履修することが望ましい。毎時間、例題解説(20分)、小テスト(50分)、解説(20分)形式で講義を進める。なお、2人の担当が順次講義を受け持つ。
到達基準
気体の性質、熱力学の法則、純物質や混合物や平衡についての基礎的な考え方を身に付けることができる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照すること。
授業内容
授業内容は下記を予定。

項目  
1  気体の性質 (完全気体、運動論モデル)
2  気体の性質(実在気体)
3  第一法則(内部エネルギー、エンタルピー)
4  第一法則(熱化学、ジュール・トムソン効果、断熱変化)
5  第二法則と第三法則 (エントロピー、ギブズエネルギー)
6  純物質の物理的な変態(純物質の相図、相転移)
7  単純な混合物 (混合物の熱力学、溶液の性質)
8  単純な混合物(混合物の相図、活量)
9  化学平衡 (化学平衡、電気化学セル)
10  化学平衡 (電池電位、起電力、標準電位)

試験
試験①:気体の性質〜第三法則
試験②:純物質の物理的な変態〜化学平衡

・ 初回はガイダンスを行う。
・ 毎時間小テストを行う。例題解説(20分)、小テスト(50分)、解説(20分)。
・ 電卓を持参。
・ 小テスト中は、教科書・ノート使用可。
・ 授業中は携帯電話の電源を切る。時計・電卓としての利用は禁止。
履修条件・関連項目
本学の標準時間数に準ずる予習・復習を行うこと。
物理化学Ⅰ・Ⅱを履修することが望ましい。
テキスト・教科書
アトキンス 物理化学(上) 第10版
Peter Atkins・Julio de Paula著 
中野元裕、上田貴洋、奥村光隆、北河康隆訳 東京化学同人
参考書
特になし
成績評価の方法
①小テスト(25%)+②平常点(25%)+③試験(50%)①〜③の総合点より成績をつける。
また、授業への貢献度を加味する場合がある。
教員から一言
必修科目であり、予習・復習を欠かさないこと。
キーワード
熱力学 気体運動論 相図 化学平衡
オフィスアワー
随時 (不在のこともあるので、事前に連絡することが望ましい) 新1号館N413室: 近藤, 新1号館1階N102室: 後藤
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/04/02 15:46:51