科目名[英文名] | |||||
無機化学Ⅲ [Inorganic Chemistry Ⅲ] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022320 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
中島 裕美子 [NAKAJIMA Yumiko] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
概要 主に遷移元素の化学を講義する。遷移金属がある種の有機分子と配位結合によって結びついた化合物を、錯体(配位化合物)と呼ぶ。まず錯体の構造、結合の性質、物性を配位子場理論を理解しながら学ぶ。次いで、第一系列、第二系列および第三系列の遷移元素についての各論について詳述する。 本科目は,シリーズ開講されている無機化学Ⅰおよび無機化学Ⅱに続いて学習するものであり,選択必修科目である。 |
到達基準 |
目標 遷移元素化学の基礎となる配位子場理論を理解し、各遷移元素それぞれの特性に関して理解できる。 本学科のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
授業の進め方は状況により変わることもあるが,おおむね以下の内容で進める。 1 イントロダクション 身の回りで活躍する遷移金属錯体 2 配位子場理論・結晶場理論 3 分子軌道理論 4 第一遷移系列元素5 遷移元素入門(23章)分子軌道理論 5 第二および第三遷移系列元素 6 fブロック元素 7 典型元素8 遷移元素入門(23章)ヤーン-テラー効果、安定化エネルギー 8 有機金属化学 18電子則 9 有機金属化学 配位子 10 有機金属化学 重要素反応 11 触媒反応① 12 触媒反応② 13 触媒反応③ 14 反応機構① 15 反応機構② |
履修条件・関連項目 |
無機化学と有機化学の基礎知識を有していること 授業時間30時間に加え,参考書なども参照し,本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと |
テキスト・教科書 |
コットン、ウィルキンソン、ガウス 著、中原勝儼 訳、「基礎無機化学」(培風館) |
参考書 |
「シュライバー・アトキンス無機化学 (上)(下) 第6版」(東京化学同人) 「大学院講義有機化学I 第2版」(東京化学同人) |
成績評価の方法 |
毎授業におこなう課題に基づく |
教員から一言 |
キーワード |
遷移金属、金属錯体,配位結合,配位子場理論 |
オフィスアワー |
備考1 |
今年度は,集中講義形式で実施予定です. 開講日は,10/3, 10, 17, 24, 31, 11/7, 14(いずれも3, 4時限の連続),11/21(3時限)の予定(8/6現在) |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/08/06 16:26:51 |