科目名[英文名] | |||||
反応速度論 [Kinetics] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 022410 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
稲澤 晋 [INASAWA Susumu] | |||||
所属 | 生物システム応用科学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
目的:化学反応は、工業的に数多く用いられている。化学反応を適切に制御するためには、反応速度の理解が不可欠である。この講義では、反応速度の基礎から応用までを幅広く扱う。反応速度式の導出の仕方や、それらを用いた反応速度の理解の仕方などを説明する。 概要:化学反応を定量的に取り扱う方法を習得する。 |
到達基準 |
・反応速度式を正しく導出できる。 ・反応速度定数の意味を理解出来ている。 ・定常状態近似などを各種の近似法を使って、反応速度式の解を導ける。 ・を説明できる。 ・反応速度式を用いて、反応のメカニズムを理解・説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照して下さい。 |
授業内容 |
講義の進捗状況に応じて、変更する場合があります。 第1回:反応速度論を学ぶ意義、反応速度の定義,反応次数の決定法、一次反応(1) 第2回:1次反応(2),2次反応の取り扱い,半減期、平衡に至る反応 第3回:反応速度の温度依存性,素反応,逐次素反応,律速段階(1) 第4回:律速段階(2)、定常状態近似,前駆平衡 第5回:Michaelis-Menten機構(1) 第6回:Michaelis-Menten機構(2) 第7回:単分子反応(Lindermann-Hinshelwood機構) 第8回:連鎖反応、連鎖分枝爆発 第9回:熱爆発、連鎖重合の速度式 第10回:逐次重合、均一触媒 第11回:気体分子運動論 (衝突頻度、平均自由行程) 第12回:吸着の速度式 第13回:吸着等温線 第14回:不均一触媒 第15回:Langmuir-Hinshelwood機構 |
履修条件・関連項目 |
熱力学をよく理解していること |
テキスト・教科書 |
アトキンス「物理化学(下)」主に22〜25章 |
参考書 |
とくに必要無い |
成績評価の方法 |
中間試験(45%)、期末試験(45%)、講義での平常点(小テストなど) (10%)で評価をする。100点満点で,90点以上S,80点以上A,70点以上B,60点以上C,60点未満Dとする。なお,講義への出席率が70%に満たない者は中間試験および期末試験の受験資格が与えられないので注意すること。 |
教員から一言 |
キーワード |
反応速度,速度定数,反応機構,素反応,定常状態近似 |
オフィスアワー |
月12:00-12:30 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/27 18:08:12 |