| 科目名[英文名] | |||||
| 化学基礎 [Chemistry Basics] | |||||
| 区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 022501 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 新津 隆士 [NIITSU Takashi] | |||||
| 所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
| 毎回の講義内でその回に関係する内容を理解したかを確認するための提出課題を提出して初めて出席したことになり、添削後、次の回に返却し、開始時に前回の復習を行う。9回には1〜8の総復習と小テストを行う。15回には10〜15回の総復習をして1〜15回の内容を期末試験で理解度を調べて評価する。 |
| 到達基準 |
| 高校までと異なり、電子はリング状ではなく立体的な軌道に存在していることを理解し、混成と呼ばれる再構築された軌道間で電子を共有するという概念を理解できる。化学反応は一方方向のみに進むわけではなく、その温度条件で左右に行ったりきたりする速度が同じになると止まって見えるという平衡概念を理解できる。酸化と還元は必ず同時に起こり、酸素が結合したり水素を取り除くだけでなく、電子を取り去ると酸化で逆が還元であることを理解できる。周期表での位置からその元素の特性をある程度予想できる。物質が酸か塩基かを判別できる。分子やイオンの構造を予想できる。 |
| 授業内容 |
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第1回 化学の意義、物質の量と単位 第2回 原子の構造 第3回 量子論・波動関数 第4回 電子の軌道 第5回 周期表・電気陰性度・イオン化エネルギー・電子親和力・双極子 第6回 原子価結合理論 第7回 分子軌道理論 第8回 混成軌道と分子構造・VSEPR理論 第9回 振り返りと小テスト 第10回 酸・塩基の定義と水素イオン指数(pH) 第11回 化学平衡 第12回 酸化と還元 第13回 金属元素の特性 第14回 非金属元素の特性 第15回 分子間力・水素結合・全体の振り返り |
| 履修条件・関連項目 |
| テキスト・教科書 |
| 竹内敬人著、「ベーシック化学」、化学同人 |
| 参考書 |
| ベッカー 一般化学(上)、東京化学同人 |
| 成績評価の方法 |
| 期末試験60%、小テスト30%、毎回の提出課題の成績20% |
| 教員から一言 |
| 必ず提出物には学籍番号と氏名を記入してください。白紙だと得点がありません。復習してきて授業開始時の復習問題が解けると前回の提出課題の失敗が書き換えられます。関数電卓を用意してください。 |
| キーワード |
| 電子配置・波動関数・原子価結合理論・分子軌道理論・混成軌道・平衡・酸・塩基・pH・酸化・還元・金属・非金属・結合・分子間力 |
| オフィスアワー |
| 簡単なことは金曜の昼休みに質問するか、質問者が多い場合は金曜の放課後に日を決めて質問に対応します。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2019/03/25 13:38:01 |