科目名[英文名]
伝熱学Ⅰ   [Heat Transfer Ⅰ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 022528
責任教員 [ローマ字表記]
村田 章   [MURATA Akira]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
エネルギー輸送の基礎となる伝熱工学の,熱伝導,流体の流れと熱伝達,平板強制対流熱伝達について詳しく説明します.学科カリキュラムの専門基礎科目に該当します.
到達基準
本講義では,伝熱工学の基礎となる概念,基礎式の導出過程,実際の応用例への適用方法,を理解することが目標です.伝熱工学において現れる様々な式をどのような場合に使用・適用可能かを自分で判断できるようになることを目指します.本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください.
授業内容
以下の予定で講義を行います.

第1回     概論:伝熱工学を学ぶ意義
第2- 4回  熱伝導:基礎式,座標変換
第5- 6回  熱伝導:1次元定常熱伝導
第7- 8回  熱伝導:接触熱抵抗,2次元定常熱伝導
第9-11回  熱伝導:熱通過,フィン,非定常熱伝導  
第12回    流体の流れと熱伝達
第13-15回 平板強制対流熱伝達(層流),最終試験
(予備日)理解度にあわせ再度ポイントを整理する。
履修条件・関連項目
基礎数学、物理学の知識が必要。熱工学Iは履修していることが前提となる。伝熱学II、エネルギー変換工学につながる。本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
望月・村田,伝熱工学の基礎(増補版),日新出版(2012年改訂)
参考書
成績評価の方法
数回のレポート課題と期末試験の結果を総合して評価する。詳細は初回講義時に説明するが,例年以下の通り.レポート点40%,最終試験50%,最終試験時の持込メモの内容10%.出席のみによる加点を行わない.
教員から一言
様々な分野の科目の理解が伝熱工学には必要であるので、多くのことに興味を持って講義を聴いてほしい。
キーワード
エネルギー輸送,熱伝導,熱伝達,強制対流,自然対流,層流,乱流,境界層
オフィスアワー
オフィスアワー:火曜日16:30-17:30
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.mmlab.mech.tuat.ac.jp/mmlab/lect_murata/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/20 12:30:59