科目名[英文名] | |||||
自由課題実験Ⅰ [Innovative Design Experiment Ⅰ] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 022610 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
畠山 温 [HATAKEYAMA Atsushi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
SAILプログラムの1つである本科目への参加者は各自で研究課題を設定し、その課題解決のためにはどのような手法で何を行えばよいかを考察していきます。机上の考察のみではなく実際に手を動かしての実験や意見交換会での議論も行います。これらの演習を行うことで、問題設定・解決能力や論理的発信力を身につけていきます。 演習では、実習を通して、 ・問題の整理、分析、再設定 ・問題を解決するための手段の調査、選択、考察 ・実験計画を設計するために必要な予備実験 ・他の参加者との議論 を行いながら企画設計書を完成させていきます。 さらに、その企画設計書に基づいた本実験、考察を行い、研究課題を進めていくことも可能です。 演習の最終回は発表を行い、これまでの研究内容について多くの人と議論を行います。 |
到達基準 |
ディプロマポリシーで述べられている(1)学習力(Study)、(2)分析力(Analysis)、(3)企画設計力(Innovative Design)、(4)論理的発信力(Logical Presentation) の養成を行うSAILプログラム中の段階(3)(および(2)(4))に対応する科目です。 自由課題実験I, IIを通じて,各自で設定した研究課題について ・問題をよく整理し、 ・適切な手法で研究を進め、 ・課題に対して十分な考察を行い(背後にある原理/定量的な議論、等々)、 ・問題点、改善点等に関し論理的な考察を行う ことができることを目標とします。また発表時には ・要点を押さえた論理的な説明、 ・質問に対する適切な回答 ができるようになることを目標とします。 |
授業内容 |
課題の自由設定に基づいた演習なので柔軟に進めて行きますが,予定はおおよそ以下のとおり。 第1-2回 研究課題設定 第3-12回 問題の整理/分析、問題解決手段の調査/考察,予備実験 第13回 企画設計書の作成 第14回 発表資料の作成 第15回 発表 |
履修条件・関連項目 |
・自由課題実験I,II,IIIは連続した履修が必要です(上位の科目を履修するには下位の科目を履修していなくてはいけないということです)。Iは研究課題の調査、分析,企画設計書作り,IIは企画設計書に基づく研究、考察、発表が主になります。IIIでは物理システム工学科の各研究室に配属され,新たな研究に取り組み視野を広げつつ,さらに実践力を磨きます。 ・参加者は最大で10名程度を想定していますので,希望者が多い場合は選抜をします。 ・授業時間外にも自主的に自分の課題について調査や検討を重ね、本学の標準時間数に準ずる学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
研究テーマに応じて指導教員より示される |
参考書 |
研究テーマに応じて指導教員より示される |
成績評価の方法 |
毎回の実習と最後の発表をもとに総合的に成績評価を行います。毎回の実習では自分のアイディアに基づき意欲を持って積極的に取り組むことを期待しています。その過程において上記の目標の到達度を担当者が判断します。発表時には発表内容、および発表時の質疑応答に対して上記の目標がどの程度達成されているかを判断します。特に研究と発表における考察と論理性を重視します。 |
教員から一言 |
身近な問題を論理的、客観的に捉えなおし、これまでの授業で学んできた知識・経験を総動員しながら問題解決を行う、という一連の流れを体感してもらう科目です。自分で計画を立てて実験を行うことに興味がある学生の参加を待っています。 |
キーワード |
企画設計力、分析力、論理的発信力 |
オフィスアワー |
担当教員が随時対応するのでメール等で問い合わせること。 |
備考1 |
金曜日の4,5限は追加の活動が可能な時間です。 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/09 19:48:17 |