科目名[英文名]
物理化学   [Physical Chemistry]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 022612
責任教員 [ローマ字表記]
森下 義隆   [MORISHITA Yoshitaka]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
ディプロマポリシーで述べられている物理学の基礎を体系的に理解するために,物理化学に関して以下の内容を学ぶ。

物理と化学では異なる考え方もありますが、お互いに補い合う学問です。この講義では、物理の考え方に沿って化学を学び、特に量子化学に傾注します。
到達基準
ディプロマポリシーで述べられている物理学の基礎を体系的に理解するために,物理化学について以下の基準を達成すること。

量子力学の基礎を使って分子と化学結合について理解できる。
気体分子運動論によって、気体の性質を理解できる。
授業内容
1.高校化学・高校物理(第1、2回)
1-1原子核と電子
1-2モル数と化学反応式
1-3波動
2.量子力学と原子(第3、4、5回)
1-1原子核と電子
2-1量子力学の基礎
2-2原子中の電子のエネルギーと波動関数
2-3原子の電子構造と周期律表
2-4周期律表と原子の性質
2-5混成軌道
3.量子化学入門〜分子と化学結合〜(第6、7、8、9、10回)
3-1分子軌道
3-2一重結合
3-3二重結合と三重結合
3-4分子結合(共有結合、イオン結合、配位結合)
3-5共鳴
3-6結晶(イオン結合、金属結合、水素結合、分子間力)
4.気体・固体・液体(第11、12、13、14回)
4-1理想気体の状態方程式
4-2気体分子運動論
4-3比熱
4-4気体、液体、固体の相平衡
4-5状態変化と状態図
5. まとめ(第15回)
履修条件・関連項目
学科推奨科目である。授業時間30時間に加え、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
特になし。
参考書
アトキンス「物理化学」東京化学同人など
成績評価の方法
期末試験90%、日常点10%で評価する。
教員から一言
化学現象を物理学の考え方を用いて理解して欲しい。
キーワード
原子軌道、分子軌道、化学結合、理想気体、相平衡
オフィスアワー
金曜日12:00〜13:00 4号館504号室
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/12/04 16:24:33