科目名[英文名]
電磁気学Ⅰおよび演習   [Electromagnetics Ⅰ & Practices]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 3 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 022707
責任教員 [ローマ字表記]
有馬 卓司   [ARIMA Takuji]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
電磁気学は電気電子工学者にとって最も重要な科目の一つであり,かつ最先端技術を支える基礎学問でもある.本講議では,静止した電荷に働くクーロンの力に関する実験事実から始め,誘電体内の静電界までを講議する.また,電気回路素子の一つであるコンデンサについても学ぶ.なお,理解度を確認しながら講議と演習とを合わせて実施する.
到達基準
静電界およびその関連の内容について理解し,やや複雑な問題を自力で解くことができるようにする.
履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
第1回:電磁気学の位置づけと関連分野,講義の仕方,評価法等について説明する.
第2回:単位系と点電荷に対するクーロンの法則と電界
第3-4回:電界の計算法
第5-6回:電界の計算に関する演習と解答および解説
第7-8回:積分形のガウスの法則とそれを利用した電界の計算法および微分形のガウスの法則
第9-10回:ガウスの法則を利用した電界の計算に関する演習と解答および解説
第11-12回:導体内部の電界と導体表面の電界
第13-14回:電界と電位および電位の計算法
第15-16回:電位の計算法に関する演習と解答および解説
第17-18回:静電界の基本法則のまとめ
第19-20回:電気双極子と遠方電界,空洞のある導体と遮蔽などについて解説
第21-22回:静電エネルギー
第23-24回:誘電体と分極および誘電体中のガウスの法則および境界条件
第25-26回:誘電体中の電界の計算に関する演習と解答および解説
第27-28回:コンデンサと静電容量の計算法
第29回:まとめ1
第30回:まとめ2
定期試験
履修条件・関連項目
電磁気学Ⅱおよび演習(後期)
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
テキスト・教科書
宇野亨,白井宏著「電磁気学」,コロナ社
参考書
ファインマン,電磁気学(岩波書店)を初めとして,名著と呼ばれる参考書が多数ある.図書館などで自分に合った参考書を見つけてほしい
成績評価の方法
出席・演習・期末試験の結果を総合して判断する.
教員から一言
高校までの勉強の仕方から早く脱却して,物事の本質を考える癖をつけてほしい
キーワード
クーロンの法則,電界,電位,静電エネルギー,コンデンサ
オフィスアワー
月曜日14:30~16:30
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/14 13:35:49