科目名[英文名]
情報理論演習   [Information Theory : Laboratory Exercises]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 24  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 022811
責任教員 [ローマ字表記]
堀田 政二   [HOTTA Seiji]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
【目的】講義``情報理論''で学んだ内容をより深く理解することを目的として,講義に準じた内容の演習課題に取り組む.
【概要】講義``情報理論''の各講義に対応する具体的な問題を,講義資料などを参考にしながら実際に演習時間内で解いてみる.演習は座学形式で行い,独自に作成した問題集を用いて情報理論の内容をより深く理解できるようにする.
到達基準
情報量,情報源モデルと通信路モデル,通信路容量と通信速度との関係,符号化の方法,符号化の具体的な問題を解決することができる.

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
工学部履修案内中の情報工学科カリキュラムマップのディプロマ・ポリシーの観点(C)に該当する.
授業内容
第1回 イントロダクション,二元符号と二進数
第2回 確率論の基礎(集合,事象,順列,組合せ,確率変数,期待値,分散,標準偏差,ベイズの定理)
第3回 確率分布(離散・連続確率分布,確率分布の期待値と分散,各種確率分布,中心極限定理)
第4回 確率過程(マルコフ連鎖,定常分布)
第5回 情報量の定義(自己情報量,シャノンの基本不等式)
第6回 情報源モデルと通信路モデル
第7回 まとめ1(中間試験)
第8回 相互情報量
第9回 伝送情報量と通信路容量
第10回 情報源符号化の基礎(各種符号化,符号長の短縮限界)
第11回 通信路符号化の基礎(誤り検出,シャノンの第1基本定理)
第12回 拡大情報源と動的符号化(ハフマンブロック符号化)
第13回 通信路符号化におけるパリティ検査とハミング符号(シャノンの第2基本定理)
第14回 線型符号と巡回符号
第15回 まとめ2(期末試験)
履修条件・関連項目
学科専門科目のコア科目に区分さる必修(1単位)の講義である.授業時間30時間に加え,講義資料や模範解答を参照し,15時間の授業外の予習と復習を行うこと.
テキスト・教科書
演習開始時に配布
参考書
講義``情報理論''で使用するテキスト
成績評価の方法
演習課題(50%),中間試験(20%),期末試験(30%)で判定する.
教員から一言
具体的な演習問題を通して,情報理論の意義をより深く学んで欲しい.
キーワード
情報理論,情報量,シャノンの第1・第2定理
オフィスアワー
オフィスアワーは月曜日の10:00-12:00.その他教員が在室していれば,質問等随時対応する.mailでの質問も可能である.
備考1
備考2
参照ホームページ
http://web.tuat.ac.jp/~s-hotta/ITE/
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/08 9:36:28