科目名[英文名] | |||||
言語情報文化論 [Language, Information and Culture] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 022815 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
篠原 和子 [SHINOHARA Kazuko] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | 12-325 | メールアドレス |
概要 |
「情報」を扱うときに、言語についての理解は避けて通れない。 情報工学科では、コンピュータに関連する情報理論・情報技術を専門的に学ぶが、一般の人がコンピュータを利用するのは、自然言語を通じてである。 このコースでは、人間の言語についての広い視野と深い知見を身につけるため、現代言語学で研究されている主要な分野の基本概念や分析のエクササイズを通して自然言語の構造の客観的分析についての理解を深めることを目指す。 |
到達基準 |
1.世界の言語のなかでの日本語の位置や特徴を理解すること。 2.現代言語学について、流れと考え方、方法論の概要を理解すること。 3.理論言語学の下位分類について基本的な知識を身につけること。 4.言語データの簡単な分析を自力で行えるようにすること。 5.実験に参加し、被験者としての経験を積むことで実験についての知見を深めること。 |
授業内容 |
第1回 ガイダンス、日本語とはどんな言語か 第2回 現代言語学の発祥と発展[1] 歴史言語学、構造主義 第3回 現代言語学の発祥と発展[2] 記述言語学、認知言語学 第4回 言語記号の特性:恣意性と有契性 第5回 理論言語学の下位分野 第6回 音声学:調音音声学 素性 第7回 音声学:演習 第8回 音象徴:分析1 第9回 音象徴:分析2(レポート課題) 第10回:音韻論:音素・異音・相補分布 第11回 形態論:形態素・異形態・自由形態素・拘束形態素 第12回 形態論:形態素分析 第13回 形態論:連濁 第14回 (調整)意味論:空間概念 第15回 まとめ、理解度テスト ※ 進み方・内容は、受講生の理解度に応じて変更する場合があります。 |
履修条件・関連項目 |
Moodleを使えるようにしておくこと。 |
テキスト・教科書 |
授業時にハンドアウト・資料を配布します。Moodle利用します。 |
参考書 |
授業時に示します。 |
成績評価の方法 |
参加度(質問への解答・授業内小テストなどを総合的に含む):15% 提出物(レポート):40% 理解度テスト:45% |
教員から一言 |
文系の分野に属する言語学ですので、普段の学習内容とは異なり、新鮮味と同時に異質さを感じることがあるかもしれませんが、工学系の学生としてバランスよい教養を身につけるため、積極的に学んでください。 |
キーワード |
オフィスアワー |
メールで面談予約を受け付けます。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/02/03 12:03:36 |