科目名[英文名] | |||||
地学実験 [Fundamental Experiment on Geology] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 2学期 | |
授業形態 | 2学期 | 時間割番号 | 022902 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
竹下 欣宏 [TAKESHITA Yoshihiro] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
この授業は信州大学准教授竹下欣宏先生による集中講義です。工学部の全学科の学生が履修できますが、昨年度に「地学」2単位を修得済みであることが履修の条件です。 教職課程を履修して、中学校理科の免許を取得しようとしている学生は、この授業が必修です。 実験の授業であるため、受講者数に制限を設けます。 |
到達基準 |
学生が達成すべき目標 地質学や天文、気象学に関連する基礎的な実験・観察・観測の方法を理解し、簡単な調査ができ、地学的事象を判別できるようになる。 |
授業内容 |
集中講義:日程 8月下旬の3日間 担当講師:竹下欣宏 【先端科学実験棟にて実施】 内容とスケジュール 一日目 1 限8:45-10:15 イントロダクションと鉱物の観察① -火山灰の水洗- 2 限10:30-12:00 地形図の読み方 3 限13:00-14:30 ルートマップの作成①-体とクリノメーターを使った計測- 4 限14:45-16:15 ルートマップ作り② -ルートマップの清書- 5 限16:30-18:00 鉱物の観察② -実体顕微鏡を使った観察と標本づくり- 二日目 1 限8:45-10:15 地質図の読み方 2 限10:30-12:00 天体望遠鏡の仕組みと使い方 3 限13:00-14:30 多摩川で地層観察①(多摩都市モノレールしばさき体育館駅集合・移動) 4 限14:45-16:15 多摩川で地層観察② 地層の観察と岩石採集 5 限16:30-18:00 多摩川で地層観察③ 化石と火山灰の観察(現地解散) 三日目 1 限8:45-10:15 太陽の黒点観測 2 限10:30-12:00 トリチェリーの実験(大気圧の計測) 3 限13:00-14:30 湿度の測定と雲の発生 4 限14:45-16:15 岩石の識別法 5 限16:30-18:00 岩石標本の作成 注) 天候や進み具合で変更になることがあります. |
履修条件・関連項目 |
野外に出掛ける実習もあるので、その日は以下の点に注意すること。 汚れても良い服装(日焼け対策を忘れずに)、靴は動きやすいもの(サンダル・ヒール付きの靴は厳禁:事故防止のため実習を受けさせないこともあります)、帽子をかぶること(熱中症対策)、タオルをもっていると便利。 そのほかの日も野外での活動があるので動きやすい服装と靴を着用してくるよう心がけること。 |
テキスト・教科書 |
特になし。 |
参考書 |
特になし。 |
成績評価の方法 |
レポートの内容を理解の程度、実験への取り組み、まとめ方などから評価し、それらの総合点で成績評価を行う。合格点は6割以上とする。 |
教員から一言 |
地学を楽しみましょう! また、この実験の目標を各自で考えてみてください。ただ言われたことをやっているだけ(お客さん)では、ただの時間つぶしになりかねません。自分の目標をもって(主役として)授業に参加しましょう! |
キーワード |
地形図、火山灰、鉱物、岩石、天体望遠鏡、黒点、地層観察、気圧、雲 |
オフィスアワー |
非常勤講師のためオフィスアワーは特に設けません。履修に関する問合せは、工学部教務係までメールして下さい。 |
備考1 |
筆記用具、A4レポート用紙、A4サイズの画板、A4の方眼紙、三角定規、30cm程度の定規、分度器、ハサミ、両面テープ、セロファンテープ、持っていればデジタルカメラ、安全めがね(2日目に使用)、岩石採集用のビニール袋(2日目に使用)500mLの炭酸飲料のペットボトル1本(3日目に使用)、A4サイズケース(100均のもので可)もしくは20×20cm程度のお菓子などの空き箱、(3日目に使用) |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/04/19 11:17:19 |