科目名[英文名] | |||||
バイオプロセスエンジニアリング [Bioprocess Engineering] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023117 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
養王田 正文, 野口 恵一, 川野 竜司, 篠原 恭介 [YOHDA Masafumi, NOGUCHI Keiichi, KAWANO Ryuji, SHINOHARA Kyosuke] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
バイオテクノロジーは食品や医薬品などの様々な物質の生産に大きな役割を果たしている。研究室での実験をスケールアップし、工業レベルでの生産技術を確立するためには様々なノウハウが必要である。その基盤となる生物工学に関する基礎知識を与えることが本講義の主な目的である。講義の内容は、微生物の特性から流体力学まで多岐にわたるが、実例を交えることにより、実際の工業のつながりが分かるように説明する。また、生命機能の基盤を支える様々なタンパク質の構造と機能及びゲノム解析技術に関する最先端の研究についても独自の観点から紹介する。 本科目は、実務経験のある教員による授業である。担当教員は企業におけるバイオテクノロジー開発研究に携わった経験がある。その経験を基に、バイオテクノロジー産業に関わる人材に求められる内容の講義に加え、企業における実例や実体験などを題材とした議論を行う。 |
到達基準 |
1. 生物化学工学の基礎 (量論、速度論、固定化酵素、バイオリアクター)を習得する。 2. バイオプロセスに関する最先端の情報を知り、理解する基盤を構築する。 この科目はディプロマポリシーの観点Bに対応づけられている。 |
授業内容 |
第1回 4月15日 Introduction 養王田 第2回 4月22日 バイオ医薬品とバイオプロセス 養王田 第3回 5月 6日 マイクロ微細加工とそのバイオ応用 川野 第4回 5月13日 BioMEMS:MEMS技術の基礎 川野 第5回 5月20日 マイクロ流体技術の基礎 川野 第6回 5月27日 BioMEMSの応用 川野 第7回 6月3日 タンパク質の構造解析と医薬品開発 野口 第8回 6月10日 バイオプロセスの実際、生物化学工学量論 養王田 第9回 6月15日 細胞の反応速度論 養王田 第10回 6月17日 固定化生体触媒 養王田 第11回 6月24日 遺伝子改変動物の作製技術 篠原 第12回 7月 1日 遺伝子改変技術による生命現象の解明 篠原 第13回 7月 8日 バイオリアクター 養王田 第14回 7月15日 分離と精製 養王田 第15回 7月22日 遺伝子解析技術とそれを支える工学 養王田 |
履修条件・関連項目 |
生命工学I、分子生物学Iなどの基礎知識を必要とする。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
生物化学工学 第3版(講談社サイエンティフィック) |
成績評価の方法 |
レポート 30%、期末試験 70% |
教員から一言 |
基礎から応用まで幅広い分野について講義する。生命工学に関する研究や技術開発を行うのに必須な内容を盛り込んでいるので、多くの学生の主体的な受講を希望する。 |
キーワード |
生物化学工学、バイオリアクター、バイオ医薬、固定化酵素 |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/06/04 14:56:29 |