科目名[英文名] | |||||
有機工業化学 [Industrial Organic Chemistry] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023314 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
荻野 賢司 [OGINO Kenji] | |||||
所属 | 生物システム応用科学府 | 研究室 | BASE本館323 | メールアドレス |
概要 |
日本の化学工業は大きな転換期に直面している。化学技術・化学製品・化学産業と社会との関わり、化学工業の歴史、技術開発の現状を紹介することにより、今後の課題および展開の方向を考えるきっかけとすることを目的とする。さらに、各化学工業分野の紹介により、他講義の内容を有機的かつ多面的に活用することが可能となるよう講義を行なう。学科専門科目に区分され,有機・高分子化合物を中心とした材料に対するキーテクノロジーを将来に向けて継承できる基盤力と得られた知識と考え方を基に新しい材料創製ができる展開力を習得する。 |
到達基準 |
有機化学工業の全体を理解すると同時に、これまで習得してきた有機化学、高分子化学、高分子物理の知識、視点を確認することを目指す。本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください |
授業内容 |
(1)序論:化学工業の現状・課題・今後の方向について概論する 以下、各論と以下の化学工業につきその特徴、技術内容、今後の方向につき講義する。 (2)石油化学工業1 原油の精製、改質 (3)石油化学工業2 石油化学工業 各種化成品の工業的製法 (4)天然ガス工業・石炭化学 (5)高分子化学工業1 ポリエチレン、ポリプロピレン (6)高分子化学工業2 汎用高分子の工業的製法と用途 (7)高分子化学工業3 エンジニアニングプラスチック (8)天然ゴムと合成ゴム (9)繊維工業 汎用繊維と高強度繊維 (10)複合材料(炭素繊維を含む) (11)塗料工業 (12)油脂・界面活性剤工業 (13)様々な機能性有機・高分子材料1 (14)様々な機能性有機・高分子材料2 (15)まとめ 期末試験 |
履修条件・関連項目 |
高分子化学、有機化学関連科目を履修していること。授業時間に加え,本学の標準時間に準ずる予習と復習を行うこと |
テキスト・教科書 |
講義資料をMoodle2019にあらかじめ掲示するのでコピーしておくこと |
参考書 |
亀岡 弘「有機工業化学」裳華房、弘岡正明編著「化学工業概論」丸善 |
成績評価の方法 |
期末試験により評価する |
教員から一言 |
化学工業全般およびそれを構成する各工業を鳥瞰できること。 |
キーワード |
化学工業の使命・役割,石油化学工業,高分子化学工業,機能性有機材料 |
オフィスアワー |
オフィスアワー:授業日昼休み(BASE本館323号室) |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
Moodle2019 |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/14 18:40:50 |