科目名[英文名]
化学システム工学実験Ⅳ   [Chemical Engineering Experiment Ⅳ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 3 
対象学科等   対象年次 34  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 023416
責任教員 [ローマ字表記]
山下 善之, 櫻井 誠   [YAMASHITA Yoshiyuki, SAKURAI Makoto]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
学生実験においては、実験を行い、結果を整理し報告を作成提出してはじめて仕事は完了する。報告作成にはまず仕事に対する完全な理解が必要である。この理解に基づいて仕事の計画を立て、計画にしたがって仕事を遂行し、十分なデータを得なければならない。この理解とデータを基礎として、必要な数値を算出し、図・表・写真などを作成し、これに 整理考察を加えて結論を導き、諸問題に対する意見を取りまとめなければならない。
到達基準
・実験内容に対する完全な理解に基づいて仕事の計画を立て、計画にしたがって仕事を遂行し、十分なデータを得る手順を習得する。
・データを基礎として、必要な数値を算出し、図・表・写真などを作成し、これに整理考察を加えて結論を導き、諸問題に対する意見を取りまとめる力を養う。
授業内容
流 動:円管内流れに関する基礎的実験を通して流動曲線を算出し、既往の管摩擦係数に関する相関式の意味を理解する。また、流体の管輸送の基礎となる流体流れの機械的エネルギー収支式の理解を深める。
流動層:種々の流動化特性を測定し、流動層の基本的な性質を理解するとともに、固定層から流動層への移行と物質の溶融とを関連づけて考えることにより、流動層に対する理解を深めることを目的とする。
乾 燥:熱風乾燥および赤外線乾燥の実験を通じて、乾燥のマクロな機構と関与する因子、乾燥特性曲線などの基礎的な速度論を学ぶ。
蒸 留: 充填層型精留塔による回分蒸留の実験を行ない、気液平衡、気液物質移動の基本を学習する。また、シミュレータを用いて連続蒸留の基礎も学び、熱、物質収支についても学ぶ。
動特性と制御:攪拌タンクを用いた実験を通じて、プロセスのモデル化と制御、動特性解析に関する理解を深める。
プロセス安全管理:プロセス安全評価について,いくつかの手法を,例題を通じて学ぶ.

履修条件・関連項目
化学システム工学実験Ⅰ〜Ⅲを履修していること。化学工学関連の講義を履修する必要がある。
テキスト・教科書
化学システム工学実験Ⅳの実験指導書を生協にて販売する。
参考書
各実験テーマごとに参考文献、参考書を実験指導書に示してある。
成績評価の方法
最終レポート(含 指導日の諮問):50%、予習レポート:25%、実験態度・理解度:25%として総合的に評価する。S、A、B、C、Dで評価し、S、A、B、Cを合格とし、Dを不合格とする。
教員から一言
◎各自、十分な予習を行い、17時頃までに実験を終了できるようにすること。
キーワード
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/07 12:41:15