科目名[英文名] | |||||
機械システム設計製図 [Mechanical Systems Design and Drawing] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023519 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
荒井 茂弘, 秋葉 光夫 [ARAI Shigehiro, AKIBA Mitsuo] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義は、日本工業規格(JIS)に基づいた機械製図法を理解し、実習するとともに、それの生産現場に於ける実際の応用例を知ることで、技術者に必要なものづくりのイメージをする能力を養うことを目的とするものである。 本科目は、企業で設計開発に直接携わった実務経験のある教員が担当する。企業での設計開発業務に基づき、設計及び製図に必要な基礎的事項について教授する。 |
到達基準 |
機械図面における下記の読み方と描き方を理解し、製図課題実習を通じ、機械製図作業を体得する。 寸法記入法、寸法公差とはめあい、幾何公差、表面性状 機械要素(ねじ、歯車、軸、軸受等) 各種記号(溶接記号、材料記号) 装置設計における下記手順を理解し、設計実習課題を通じ、自らのアイデアで装置設計を体得する。 装置の設計計算、使用する機械要素の強度計算、装置設計図の作図 |
授業内容 |
第 1回 「製図の基礎、図面の表し方」の講義と「トラック線図」の製図実習 第 2回 「寸法記入法、表面性状とその図示法」の講義と「工具(スパナ)」の製図実習 第 3回 「寸法公差とはめあい、幾何公差と普通公差」の講義と「工具(スパナ)」の製図(継続)実習 第 4回 「ねじの製図法、歯車の製図法」の講義と「平歯車」の製図実習 第 5回 「軸、軸受の製図法」の講義と「軸(シャフト)」の製図実習 第 6回 「溶接構造の製図法、材料記号の記入法」の講義と「軸(シャフト)」の製図(継続)実習 第 7回 「軸受ユニット組立図」の製図実習 第 8回 「スピンドルとは、チャックと工具」の講義と「高速回転スピンドル」の仕様書作成実習と 「チャックと工具」の設計実習 第 9回 「スピンドル軸とベアリング」の講義と「スピンドル軸」の設計実習と「ベアリング」の選定実習 第10回 「ナットとシール」の講義と「ナットと非接触シール」の設計実習 第11回 「プーリーとベルト」の講義と「プーリーとベルト」の設計実習、選定実習 第12回 「潤滑」の講義と「各種潤滑方式」の設計実習 第13回 「設計検証」の講義と「軸の共振周波数」の計算実習と「ベアリング」の寿命計算実習 第14回 「デサインレビュー」の講義と「デザインレビュー」の実習 第15回 「スピンドル装置の構想設計図」の作図実習 |
履修条件・関連項目 |
授業時間45時間内にて、各回の実習課題を完成し提出してもらいますが、授業時間内で課題完成まで至らない場合は、授業時間外の製図室開放時間を利用した製図や宿題での技術計算を行い、最終回までには全ての課題を提出すること。 |
テキスト・教科書 |
講師作成の講義資料、配布プリント |
参考書 |
使用教科書:林 洋次編著 「役にたつ機械製図」 (株)朝倉書店発行 |
成績評価の方法 |
図面(組立図・部品図)の提出、設計計算書の提出により総合的に評価する。課題図面および設計計算書の未提出については単位認定しない。 |
教員から一言 |
企業における機械設計と機械製図業務のエピソードを講義に織り交ぜ、また実習課題の添削を通じ、より実践的な技術を習得してもらいたい。講義30%、実習70%とし実習の比重を多くし、設計計算と図面作図をより多く実践してもらいます。 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/06/06 15:56:59 |