科目名[英文名] | |||||
振動制御および演習 [Vibration Control and Exercises] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 3 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023542 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
鎌田 崇義 [KAMADA Takayoshi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
データ処理、制御などの分野で使われるソフトにMATLABというソフトウェアがあり、 高速な行列計算機能と様々なアドオン(ツールボックス)によって、多くの企業、大学で 使用されている。 履修希望者は学生版MATLABを購入してインストールしたノートパソコンを持参すること。 本講義では機械力学、制御工学で履修した内容を総括した振動制御について 学ぶとともに、振動制御に関するシミュレーションに適したソフトウェアである MATLABの基礎を学び、これを用いたデータ処理、制御系の設計、 振動解析等のプログラミング技術を修得する。 本科目は学科の専門科目の一つである。 |
到達基準 |
MATLABを用いて以下のことができること。 FFT解析、 2自由度、多自由度の振動解析ができること。 詳しくは履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
講義は2コマ×15回を予定している。 講義室での座学とコンピュータを用いた演習を行う。 講義日程の目安は下記とするが、進度、理解度をみながら調整を行う。 第1回 ガイダンス(講義内容の説明)と講義概要の説明 第2回 履修者が多数の場合は選抜。 振動工学基礎(1自由度系)の復習とMATLABの基礎について演習 第3回 2自由度系の復習とMATLAB基礎(続き) 第4回 多自由度系の復習とMATLAB基礎、モード解析演習 第5回 MATLAB基礎(データ解析演習(FFT他)) 第6回 データ解析演習続き 課題1出題 第7回 制御工学基礎(状態方程式)、MATLAB基礎(IF文他) 第8回 制御工学基礎(安定性)制御演習(PID制御) 第9回 制御演習 第10回 制御工学(状態フィードバック、極配置)、演習 第11回 制御工学(最適レギュレータ)、演習 第12回 制御演習 課題2出題 第13回 総合演習1 第14回 総合演習2 第15回 プログラミングまとめ 期末テスト |
履修条件・関連項目 |
制御工学Ⅰ、機械力学Ⅰ、Ⅱを履修していることが望ましい。 選抜を行う際には上記科目の履修者を優先する。 履修希望者はノートパソコンに学生版MATLAB又は研究室にあるMATLAB本体と シグナルプロセッシングツールボックス、コントロールツールボックスを インストールして持参すること。 学生版の購入が間に合わない場合はネットからサンプル版を落としておくこと。 授業時間45時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
講義中に配布する |
参考書 |
振動工学 基礎振動工学 共立出版株式会社 芳村敏夫・横山隆・日野順市 他、振動工学のテキストであれば何でもよい。 制御 特に必要ではないが、制御工学の講義ノート等 MATLAB MATLABプログラミング入門(上坂吉則著、牧野書店) 2600円、ISBN978-4-7952-0138-5 |
成績評価の方法 |
演習中の態度(3割)と講義中に出す課題に対する対応状況(1割)、 レポート(3回程度を予定)3割、期末試験3割 で採点する。 |
教員から一言 |
在MATLABを使用している研究室は、田川研、遠山研、石田研、鎌田研等があり、 データ処理にも使えることから、どのような研究対象であっても、実験やシミュレーションを 行う卒論の作成にも使用できる。 実務的なソフトウェアの修得機会になるため、チャンスを生かして欲しい。 |
キーワード |
MATLAB、制御、データ処理、振動解析、制御 |
オフィスアワー |
講義時間中(金曜1,2限)か直後、メールでも可 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/15 13:45:48 |