科目名[英文名] | |||||
機械システム設計製図 [Mechanical Systems Design and Drawing] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 1 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023544 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
石灰 伸好 [ISHIBAI Nobuyoshi] | |||||
所属 | 工学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
大学で機械工学を学んだ学生が社会に出て技術者として活躍する場は広く、研究開発,設計,製造,品質保証など多岐に亘っている。そのような分野で共通して要求されることは、‘ある機能を実現させるために必要になるすべての情報を作り出す力’すなわち広義の設計する力である。本講座は、製作しようとする物の技術情報を作り出し、他人に伝える手段となる図面に関して、設計計算、データ解析、設計形状の決定を通して、設計の基礎を学ぶことを目的とする。 講座では、配布資料に基づいた講義により、設計(製図の指示も)する上での基本ルールと機械要素の概要を学び、後半講師が体験した実例を基に、多性能を同時に達成実現するべく、設計計算・設計計算書作成の実習を行なう。 本科目は、実務経験のある教員による授業です。担当教員は企業において設計製図業務に携わっており、授業では、企業における実例や実体験、現場での課題などを題材とした議論、演習を行います。 |
到達基準 |
機械図面の読み方と描き方を理解し、自らのアイデアで機械設計できるようになる。 |
授業内容 |
第1回 10/7(月) 受講案内,自動車開発の概要, 製図の基礎,図形の表し方,製図演習 第2回 10/14(月) 寸法記入法,表面性状と図示方法,製図演習 第3回 10/21(月) 寸法公差とはめあい,幾何公差と普通公差,製図演習 第4回 10/28(月) ねじ,軸,設計計算・製図演習 第5回 11/11(月) 軸受およびシール,歯車,設計計算・製図演習 第6回 11/18(月) 溶接継手,ばね,設計計算・製図演習 第7回 11/25(月) 配管,材料記号,加工法,設計計算・製図演習、設計とは? 第8回 12/2(月) 実験計画法概論, 強度設計(1) (例)ボルト締結,遠心ファン性能設計 第9回 12/9(月) 強度設計(2) (例) 共振,熱膨張・収縮,遠心ファン性能設計, 創発故障とは? 第10回 12/16(月) 遠心ファン設計製図 第11回 1/6(月) 遠心ファン設計製図 第12回 1/13(月) 遠心ファン設計製図 第13回 1/20(月) 遠心ファン設計製図 第14回 1/27(月) 遠心ファン設計製図 総括まとめ 第15回 2/2(月) 設計計算書作成完 |
履修条件・関連項目 |
配布した講義資料やテキストを参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
・テキスト:‘役に立つ機械製図’ 林 洋次編著 朝倉書店 ・必要用具:製図用具,関数電卓,授業ノート ・その他 必要に応じて、材料力学などの教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
設計計算書の内容により評価する。(演習は毎回提出要ですが、採点対象にしない) 2/3以上の出席がない者は評価の対象としない。(全講義出席が基本)・・出席は加点しない。 …体調不調等の場合は事前申請要(欠席の場合、課題(演習等)提出要) |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/06/06 17:08:34 |