科目名[英文名] | |||||
計測・制御回路 [Measurement and Control Circuits] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023605 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
嘉治 寿彦 [KAJI Toshihiko] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
工業製品の多くは、光や熱などの外界の物理現象を検知し、その状況に応じて機械的な動作を行うものである。例えば、自動ドアは人間がドアの前に立ったことを検知し、ドアを開けるという動作を行う。このようなセンサーにより駆動する装置は、現代では家庭にも多く普及し、身の回りにあふれている。これらのシステムの基本は、物理量を「計測する」技術と機械動作を「制御する」技術の2つである。 本授業では、物理システム工学カリキュラム中の選択科目として、これらの計測回路と制御回路の基本について、実例を体験しながら学ぶ。計測の原理については、これまで学んだ電磁気学・熱統計力学・量子力学と関連づけて学ぶ。最終的にはパソコンを使って自動的に計測/制御をおこなうシステムについても理解していく。 |
到達基準 |
物理量を計測し、動作を制御する簡単な電子回路を設計・自作し、動作を説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
実習を伴うため、受講人数と受講者の希望、進捗状況により、適宜、順番や内容を変更します。 A.センサーを使った物理計測 1.物理量とセンシング、アナログ量とデジタル量 2.日常生活の中にあるセンサーと物理量 3.センサーの実例1(光センサーと音センサー) 4.センサーの実例2(温度センサーと抵抗電圧変換) 5.論理判断とコンパレーター回路 6.センサーの実例3(磁気センサー、その他) 7.センサーを使った計測の実際 B.メカトロニクス 8.駆動回路の実例1(発光ダイオード) 9.駆動回路の実例2(パルスモーター) 10.メカトロニクスの実際 C.自動制御 11.自動制御の方法 12.フィードバック制御(PID制御) 13.パソコンを使った計測自動制御 14.計測自動制御の実際 15.将来の計測制御 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
成績評価の方法 |
毎授業で提示する課題を、提出期限までの週数で重みづけして積算して評価。 |
教員から一言 |
計測制御に携わる技術者/研究者としての即戦力を養成します。課題及び宿題は質/量ともに難度の高いものを出す予定です。選択科目であることから、授業評価基準も通常より高く設定します。 |
キーワード |
オフィスアワー |
基本的に、授業後の休み時間に質問してください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/18 15:59:02 |