科目名[英文名] | |||||
連続体物理 [Physics of Continuous Media] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 023609 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
村山 能宏 [MURAYAMA Yoshihiro] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
物質は原子や分子の集合体であり,日常目にするスケールではその構成要素の数は膨大である。このようなスケールでは,構成要素一つ一つを追跡するのではなく,巨視的物性に着目し,物質を連続的に分布した媒質とみなす近似が極めて有効となる。本科目では,物理システム工学に関する専門性を培うにあたり,連続体の基礎的な扱い方を学習し,また工学的な応用への橋渡しをする。 |
到達基準 |
連続体の変形や流れの表現方法,力との関係を結ぶテンソルの概念などを理解し,基礎方程式が理解できること.また,身近な物体の平衡形状や流れを基礎方程式から導けること,数理的な概念を連続体概念を用いて直感的に理解する力を培うことを到達目標とする. 履修案内のカリキュラムマップを参照して下さい。 |
授業内容 |
第1回 連続体とは 第2回 弾性体の変形1(伸長,圧縮) 第3回 弾性体の変形2(ずれ) 第4回 棒のねじれ 第5回 棒の曲げ 第6回 梁の理論 第7回 弾性体を伝わる波 第8回 前半のまとめ 第9回 応力とひずみ1 第10回 応力とひずみ2 第11回 弾性体の運動方程式 第12回 流体の変形と運動 第13回 流体力学の基礎方程式1 第14回 流体力学の基礎方程式2 第15回 本講義のまとめ |
履修条件・関連項目 |
物理学,線形代数,微分方程式,ベクトル解析の初歩的な知識, 身の回りのものへの好奇心と注意深さ,などを前提. 本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
佐野 理「連続体の力学」基礎物理学選書 26(裳華房) |
参考書 |
成績評価の方法 |
中間試験 50%,期末試験 50% |
教員から一言 |
キーワード |
応力,ひずみ(ひずみ速度),ラグランジュ式およびオイラー式記述法 |
オフィスアワー |
メールにて受付。時間は随時調整。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/13 11:19:11 |