科目名[英文名] | |||||
光エレクトロニクス [Optoelectronics] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 3~4 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 023721 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
飯村 靖文 [IIMURA Yasufumi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
光エレクトロニクスは,現在電子産業にとって重要な分野となっている。本講義においては,光技術の基礎を復習すると共に,レーザー光技術や光情報処理技術および光の重要な特性である偏光技術について,その物理的意味や計算方法の理解を通して,より深く光エレクトロニクス技術を学ぶ。 |
到達基準 |
光の干渉や回折現象の物理的理解や,計算方法の習得。また,光の持ち重要な特性である偏光の理解およびその扱い法の習得。 その他、履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 |
授業内容 |
(1)波の表現と電磁波とは 指数関数を用いた表現,球面波,平面波 (2)光の性質 レーザーの特徴,コヒーレンス,空間周波数 (3)線型システムとフーリエ変換 線型システムの定義,フーリエ変換の本質 (4)回折現象とフーリエ変換 光の回折現象の数学的表現 (5)光学レンズの働き レンズのフーリエ変換作用 (6)レンズとフーリエ変換I レンズとフーリエ変換の関係 (7)レンズとフーリエ変換II レンズ結像と伝達関数,光情報処理 (8)前半の講義のまとめ 中間テスト (9)二次元光導波路I 伝搬モードの分布 (10)二次元導波路II 導波路の特性方程式と伝搬モード (11)光増幅 自然放射,誘導放射,反転分布,利得 (12)レーザー発振 光共振器,発振条件 (13)様々な偏光状態とその表現法 偏光状態とジョーンズベクトル (14)偏光光学系の計算 偏光光学素子とジョーンズ行列 (15)全体の講義のまとめ 期末テスト |
履修条件・関連項目 |
光工学(3年前期),電子デバイスII(3年後期) 本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
特に,指定しない。 |
参考書 |
ヘクト光学I,II,III(丸善),光エレクトロニクス入門(コロナ社)等 |
成績評価の方法 |
中間・期末試験成績(90%),授業毎のレポート提出(10%) |
教員から一言 |
光技術は,今後の重要な基盤技術であり,しっかりと勉強してもらいたい。 |
キーワード |
干渉,回折,フーリエ光学,偏光,レーザー |
オフィスアワー |
随時 場所:新1号館310A号室 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/02/17 11:49:39 |