科目名[英文名] | |||||
プロセスデザイン工学 [Process Design Engineering] | |||||
区分 | 工学部専門科目等 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 4~4 | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 024401 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山下 善之 [YAMASHITA Yoshiyuki] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
化学プラントを設計するためには,個々の単位操作についての知識とともに,プラント全体をシステムとしてとらえることが不可欠である.そのためには,プロセスフローシートやコスト計算の考え方が特に重要である.本講義では,産業界で実際にプロセス設計の際に用いられているプロセスシミュレータを各自が実際に操作しながら,プラントの設計を合理的かつ迅速に行えるようにする. |
到達基準 |
・プロセスフローシートの意味と意義を理解する。 ・プラント全体の物質収支、熱収支をとれるようになる。 ・コストの概念を理解し、代替プロセスを合理的に検討できるようになる。 ・プロセスシミュレータを用いて、簡単な化学プラントを設計できるようになる。 |
授業内容 |
原則として,各回、2時限続けて講義を実施する。 第0回 ガイダンス 第1回:プロセス設計入門 第2回:気液平衡プロセスの設計 第3回:反応を伴うプロセスの設計 第4回;蒸留塔を含むプロセスの設計 第5回:コストの見積りとプロセスの評価 第6回:プロジェクト課題の提示と説明 第7回:プロジェクト課題実施結果の発表会 |
履修条件・関連項目 |
なし |
テキスト・教科書 |
なし |
参考書 |
R.Turton, R.C.Bailie, W.B.Whiting, J.A.Shaeiwitz, "Analysis, Synthesis, and Design of Chemical Processes," 3rd ed., Prentice Hall (2009) 相良紘, 「入門化学プラント設計」, 培風館 (1998) 東稔節治, 世古洋康, 平田雅己, 「プロセス設計学入門」, 裳華房 (1998) 高塚透, 武藤恒久, 田口貴志, 「試験管からプラントまで」, 培風館 (1996) |
成績評価の方法 |
各回の演習の合計を60点、プロジェクト課題を40点満点で評価し,90点以上をS,90点未満かつ80点以上をA, 80点未満かつ70点以上をB, 70点未満かつ60点以上をC, 60点未満をDとし,S,A,B,Cを合格とする. |
教員から一言 |
本格的なプロセスシミュレータを、ひとり一台使ってプラント設計を行います。ケミカルエンジニアとして不可欠な知識と技能を学びます。また、化学工学会のプロセスデザイン学生コンテストに応募するための基礎も身に付きます。 |
キーワード |
プロセス設計、プラント設計、フローシート、プロセスシミュレータ |
オフィスアワー |
メールでアポイントメントをとってください. |
備考1 |
http://www2.scej.org/sis/subdiv/it/index.html |
備考2 |
過去の成績分布は以下の通り(履修放棄者を除く). H22(2010) S: 29%, A:29%, B:21%, C:21%, D: 0% H23(2011) S: 20%, A:20%, B:40%, C:20%, D: 0% H24(2012) S: 25%, A:50%, B:25%, C: 0%, D: 0% H25(2013) S: 21%, A:26%, B:32%, C:21%, D: 0% H26(2014) S: 15%, A:38%, B:38%, C: 8%, D: 0% H27(2015) S: 16%, A:53%, B:11%, C:21%, D: 0% H28(2016) S: 15%, A:54%, B:23%, C: 8%, D: 0% H29(2017) S: 20%, A:47%, B:33%, C: 0%, D: 0% |
参照ホームページ |
http://www.tuat.ac.jp/~pselab/yyama/index-j.html |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/07 12:41:33 |