科目名[英文名]
環境科学Ⅱ   [Environmental ScienceⅡ]
区分 工学部専門科目等  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 4学期 
授業形態 4学期  時間割番号 025002
責任教員 [ローマ字表記]
小田 拓也, 八木田 浩史, 藤吉 邦洋, 梅林 健太   [ODA Takuya, YAGITA Hiroshi, FUJIYOSHI Kunihiro, UMEBAYASHI Kenta]
所属 工学府 研究室   メールアドレス

概要
エネルギー・環境問題の解決には,多様な課題をマクロな視点で捉え,相互の影響を鑑みながら具体的な個別の解決策を提示する必要がある。この講義は環境課題やその対応策について,システム的視点からの理解を深めることを目指す。講義前半では,エネルギーに関する社会システムを俯瞰したのちに,関連技術や課題の相互関係を解説する。また,関連する先進的な取組みをスライド等で紹介するほか,受講者は簡便な問題を解く。後半では、電気を含むエネルギーの環境側面を踏まえて、エネルギーの利用技術、その評価方法を解説する。
到達基準
環境課題やエネルギーシステムの相互の関連性について理解を深めること。
電気を含むエネルギーの利用における環境への影響について事例を挙げて説明することが出来る。
ライフサイクルアセスメントによるエネルギーシステムの評価を、事例を挙げて説明することが出来る。
授業内容
講義前半:
1. エネルギーシステムの変遷
2. 一次エネルギーの機能と特性
3. 人口増加とエネルギー消費の関係
4. バイオマスエネルギーと食糧の競合
5. 再生可能エネルギーと電力の需給調整
6. エネルギーシステムに関する取組み事例
7. 論述課題

講義後半:
電気を含むエネルギーを環境、特に地球環境側面に着目して概説する。また環境の評価手法として、ライフサイクルアセスメント(LCA)について、その考え方を説明する。LCAのエネルギーシステムの評価への適用事例を紹介する。
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
必要に応じてプリントを配布する。
参考書
前半:環境問題の数理科学入門,J.ハート
後半:平成27年度エネルギーに関する年次報告(エネルギー白書2016)
成績評価の方法
前半:授業への取組み(50%)と論述(50%)
後半:講義中の演習、総括レポート
教員から一言
関数計算機能の付いた電卓、あるいは、各自のPCを持参して下さい。
キーワード
エネルギーシステム,再生可能エネルギー,分散形電源 エネルギー技術、環境評価、ライフサイクルアセスメント
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2019/06/28 18:16:53