| 科目名[英文名] | |||||
| 植物病理学特論 [Advanced Plant Pathology] | |||||
| 区分 | 専門分野科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05MC5408 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 小松 健, 高橋 英樹 [KOMATSU Ken, TAKAHASHI Hideki] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス | ||
| 概要 |
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地球上の植物は、多くの食品の原料であり、我々人類の生命維持と生活環境に欠くことのできないものです。これらの植物にも、我々人間と同様あるいはそれ以上に数多くの病気が発生し、大きな被害と経済的損失をもたらしています。これら植物の病気について、その原因と被害の実態を明らかにし、その制御あるいは防除の方法を研究するのが植物病理学です。 本講義では、植物病理学の基礎的内容を概観・復習しつつ、その各分野の研究の最先端について紹介します。 |
| 到達基準 |
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植物病理学の先端の研究でどのようなことが行われているかについて興味を持ち、議論ができるようになること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
| 授業内容 |
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(1)イントロダクション:植物病原体のさまざま (2)ゲノムとエフェクター、そのあけぼの:ファイトプラズマを例にして (3)ゲノムとエフェクター、近年の到達点:"two-speed genome"コンセプトとeffectoromics (4)植物免疫・病原性に関わる二次代謝産物 (5)リクエストトピック(microbiome、RNA silencing、植物ホルモンと免疫機構、その他からアンケートトップのトピックについて講義) (6)集中講義(高橋英樹先生) これらの内容を標準時間において順次抗議します。 |
| 履修条件・関連項目 |
| 必要な学習時間は、本学の標準時間数に準じます。 |
| テキスト・教科書 |
| プリントを配布します。 |
| 参考書 |
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・大木 理著「植物病理学」東京化学同人 (2007):植物病理学のエッセンスが予備知識なしに理解できる。価格も安く(2500円)、読みやすくて面白い。 ・眞山滋志ら編「植物病理学」文永堂出版 (2009):日本中の第一人者が集まって基礎から最新の知見まですべてを網羅した、専門家が読んでも発見がたくさんある決定版の一冊。関係分野に進むかもしれない方は持っておくと良い。価格はそれなり(5200円)。 |
| 成績評価の方法 |
| レポート100%で評価します。 |
| 教員から一言 |
| 植物病理学を専門とする人だけでなく、その他の分野を専門とする学生のみなさんの研究にも、いいヒント・アイディアを与えられるような面白い話ができると思います。 |
| キーワード |
| オフィスアワー |
| メールをいただくのが一番返信が早いです。お近くの方は直接2号館4階408-412室で小松を探してください。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2019/02/28 21:41:48 |