科目名[英文名]
生理活性天然物化学特論   [Advanced Chemistry of Bio-active Substances]
区分 専門分野科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 1  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05MC5411
責任教員 [ローマ字表記]
夏目 雅裕, 鈴木 義人   [NATSUME Masahiro, SUZUKI Yoshihito]
所属 農学部 研究室 2-403  メールアドレス

概要
微生物の成長や分化あるいは微生物-微生物、微生物-植物などの生物間には様々な相互作用があり、そこには色々な生理活性物質が関与している。このような生理活性物質に関する研究について主として有機化学的な視点から論ずる。後半(授業内容6)では,植物の成長制御物質である植物ホルモンに焦点を当て,それらの生合成から情報伝達にわたる研究手法や研究例を紹介する。
到達基準
・生物の成長・分化や生物間の相互作用における生理活性物質の役割を説明できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1.生理活性物質化学研究の進め方
2.微生物の分化誘導物質
3.微生物間の拮抗現象
4.放線菌の気菌糸誘導物質
5.微生物-微生物間の相互作用

6.植物ホルモン(概論から生物間相互作用への関与まで)(茨城大学、鈴木義人先生)
  
履修条件・関連項目
必要な学習時間は、本学の標準時間数に準じる。
テキスト・教科書
スライドのハンドアウトをMoodleにアップするので、ダウンロードしてください。
参考書
講義内容に関連した書籍や最近の論文等を適宜紹介する。
成績評価の方法
授業内容1〜5と6に関するレポート(40%×2)と毎回の講義の最後のに行う小レポート(20%)により評価する。
教員から一言
遺伝子やタンパク質が生物の活動や相互作用を調節していることは良く知られているが、低分子の生理活性物質も様々なところで活躍していることを知ってほしい。
キーワード
生理活性物質、調節物質
オフィスアワー
可能な限り、いつでも対応します。質問等があるときはメールまたは電話で都合を問い合わせてください。
備考1
鈴木先生の講義は7月11、12日に集中で行います。
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/01/21 9:30:51