| 科目名[英文名] | |||||
| 大気環境学特論 [Advanced Atmospheric Environment] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05MK5605 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 松田 和秀 [MATSUDA Kazuhide] | |||||
| 所属 | 農学部附属広域都市圏フィールドサイエンス教育研究センター | 研究室 | FS-2F | メールアドレス | |
| 概要 |
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国境を越えて広がる大気汚染は、大気沈着過程を経て生態系へ影響を及ぼす。 本講義では、大気と地表面間の物質の沈着/交換プロセスに関する専門知識を修得し、大気沈着の評価方法について理解する。さらに、上記の問題に関連したアジア、欧州、北米など、各地域における様々な国際的な取り組みについて調べ、発表・議論を通して、将来的な大気汚染管理のグローバル戦略について検討する。 本科目は、物質循環における大気と地表面間のプロセスを理解する科目である。 履修希望者は初回講義時のガイダンスを必ず受けてください。 |
| 到達基準 |
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・ガス・粒子状物質の大気-地表面交換について説明できる。 ・様々環境問題と大気プロセスのかかわりを説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: (農学部の場合)本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
| 授業内容 |
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1 イントロダクション(第1回) ・地球大気の構造とスケール 2 大気-地表面交換と大気沈着(第2回〜第8回) 1) 大気境界層の科学 2) 沈着/交換フラックス 3) 乾性沈着の理論 4) 大気沈着のモニタリングとアセスメント 3 越境大気汚染に係る国際的な取り組み(第9回〜第15回) アジア、欧州、北米など、各地域における様々な国際的な取り組みについて調べ、発表・議論を通して、将来的な?気汚染管理のグローバル戦略について検討する。 |
| 履修条件・関連項目 |
| 授業時間に加え、Moodleを使って事前に配布する講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
| テキスト・教科書 |
| 講義時に説明する |
| 参考書 |
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越境大気汚染の物理と化学 改訂増補版(成山堂書店) 地表面に近い大気の科学―理解と応用(東京大学出版会) |
| 成績評価の方法 |
| レポート(50%)、主体的な授業参加度(50%)を基準として総合的に評価する。 |
| 教員から一言 |
| キーワード |
| 大気科学、大気沈着、大気-地表面交換、物質循環 |
| オフィスアワー |
| 事前にメールでアポイントをとってください。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| http://www.tuat.ac.jp/~drydep/ |
| 開講言語 |
| 日本語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2019/04/08 10:09:48 |