科目名[英文名] | |||||
生理生化学特論Ⅱ [Advanced Physiological and Biological Chemistry Ⅱ] | |||||
区分 | 専門分野科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05ML5302 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
殿塚 隆史 [TONOZUKA Takashi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
[カリキュラムにおける位置づけ] 応用生命化学分野の生理生化学の領域における、最新の研究の理解に必要な知識を習得する。 [概要] 本講義では、糖に作用する酵素、がんに関する生理生化学、生理活性天然物、動物細胞の細胞膜、糖タンパク質糖鎖の生理機能などについて論じる。 |
到達基準 |
- 糖に作用する酵素について理解する。 - がんに関する生理生化学について理解する。 - 生理活性天然物の探索と医薬開発について理解する。 - 動物細胞の細胞膜について理解する。 - 糖タンパク質糖鎖の生理機能について理解する。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点:(A) 履修案内のカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
(殿塚隆史) 1) 糖に作用する酵素の構造と機能 2) 論文の書き方について 3) プレゼンテーションについて (鈴木絵里子) 4) 最新のがん診断法と治療的アプローチ 5) 抗癌剤の開発の歴史と薬剤の吸収・分布・代謝・排泄について 6) 癌悪性化に関わるシグナル伝達と癌幹細胞を標的とした基礎研究の紹介 (蓮見惠司) 7) 生理活性天然物の探索と医薬開発(1)基礎 8) 生理活性天然物の探索と医薬開発(2)事例 9) 生理活性天然物の探索と医薬開発(3)展望 (三浦豊) 10) 動物細胞の機能を支える重要な要素の一つである細胞膜の構造と生理的意義について解説する。 11) 動物細胞の細胞膜が作用を発揮する仕組みについて脂質マイクロドメインに着目しながら、最新の知見を解説する。 12) 動物細胞の細胞膜を構成する脂質成分を食品から摂取した際の影響を解説する。 (西河淳) 13) 糖タンパク質糖鎖の生理機能 基礎 14) 糖タンパク質糖鎖の生理機能 応用 15) 糖タンパク質糖鎖の生理機能 今後の展開 |
履修条件・関連項目 |
生理生化学教育研究分野の学生は必修である。 授業時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じて各教員がプリントを配布する。 |
参考書 |
ハーパー生化学など |
成績評価の方法 |
講義への取り組み(計30%)、各教員のレポート(計70%) |
教員から一言 |
この科目が、皆さんの将来の研究に役立つことを願っています。 |
キーワード |
糖質関連酵素、抗癌剤、生理活性物質、動物細胞の細胞膜、糖タンパク質糖鎖 |
オフィスアワー |
学習相談がある場合は授業の後に受け付けます。またはメールで相談の予約をしてください。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/08 10:45:26 |