科目名[英文名]
分子生物学特論Ⅳ   [Advanced Molecular Biology Ⅳ]
区分 専門分野科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 22  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 05ML5404
責任教員 [ローマ字表記]
川合 伸也, 中島 春紫   [KAWAI Shinya, NAKAJIMA Harushi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
分子生物学は生命現象を分子レベルで理解することを目的とする。本講義では、生態的および応用の観点で重要な糸状菌を対象とし、糸状菌の遺伝学から工業利用まで解説する。さらに、麹菌の細胞表層タンパク質ハイドロフォービン研究を例にとって麹菌の分子生物学研究を概観する。
到達基準
(1) 糸状菌の生態・多様性および遺伝学的特徴を説明できる。
(2) 麹菌の分子遺伝学の特徴を理解できる。
(3) 糸状菌の工業利用の現状と展開について把握する。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
開講日 11/11及び18 両日とも1-4限 第二講義棟32号教室
(1)糸状菌の培養
(2)真核微生物の多様性
(3)糸状菌の多様性と分類
(4)真菌類の生活環
(5)糸状菌を用いた発酵食品
(6)糸状菌を用いた発酵飲料
(7)麹菌のベクターとゲノム解析
(8)麹菌の転写因子と発現制御
(9)バイオ燃料と生物材料
(10)遺伝子組換え技術の応用
(11)遺伝子組換えと社会
(12)糸状菌の細胞表層タンパク質ハイドロフォービン
(13)麹菌のハイドロフォービン遺伝子
(14)ハイドロフォービンの応用
(15)総合討論
履修条件・関連項目
授業時間15時間に加え、授業で配布する資料等を用いて本学の標準時間数に準じた予習・復習を行うこと。
テキスト・教科書
教科書を指定しないが、授業内容を概説するプリントを配付する。
参考書
微生物の科学 (おもしろサイエンス) (著)中島 春紫  2013年7月 日刊工業新聞社
成績評価の方法
講義への積極的参加(50%)および講義内容に関するレポート(50%)により評価する。
教員から一言
キーワード
糸状菌・麹菌・ハイドロフォービン
オフィスアワー
学習相談がある場合は授業の後に受け付けます。またはメールで相談の予約をしてください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/09/09 17:27:17