科目名[英文名] | |||||
植物栄養・肥料科学特論 [Advanced Plant Nutrition] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05MP5124 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
大津 直子, 横山 正 [OTSU Naoko, YOKOYAMA Tadashi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
現代の農業は化学肥料に支えられているが、原料の枯渇や製造過程でのエネルギー消費、さらには農地から流出した肥料成分による環境負荷が問題となっている。現在の植物栄養学分野ではこのような問題を踏まえ、土壌中の養分を効率的に利用する方法の開発につなげるために、その植物の養分吸収、輸送、代謝機構が分子レベルで研究されている。 本講義では前半で、“Teaching tools in plant biology” The Plant Cell (online)のMacronutrients およびMicronutrientsの章を教科書として使用する。植物の必須元素の生理機能や吸収代謝機構、農業現場との関連について、最新の論文を資料として作られた教科書である。後半では、横山正先生が土壌微生物について講義する。 |
到達基準 |
植物栄養学の基本的な内容から最新の研究成果までを学び、農業との関連を理解する。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
以下に示す大津による講義のほか、横山正先生による集中講義があります(7月6日と7日)。 以下の大津による講義は、M1の「生産環境科学I」と合同で行います。 教室も、生産環境科学Iの「第2講義棟11教室」になります。 4月11日 第1回(大津):農業生産と植物栄養・肥料学の関わり 4月18日 第2回(大津):多量栄養素① 窒素、リン 4月25日 第3回(大津):多量栄養素② 硫黄、カリウム、カルシウム、マグネシウム 5月 9日 第4回(大津):微量栄養素 5月16日 第5回(大津):有用元素、有害元素 |
履修条件・関連項目 |
学部レベルの「植物栄養学」を理解しておいた方が望ましい。 授業時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
大津の講義資料は、生産環境科学IのMoodleに掲載しています。 パスワードは初回講義でお知らせします。 |
参考書 |
“Teaching tools in plant biology” Provided by The Plant Cell, the American Society of Plant Biologists スライドを印刷したプリントを配ります。 スライドのダウンロード方法は、初回の講義でお話しします。 |
成績評価の方法 |
授業への参加状況20%, 大津からのレポート課題50%, 横山先生の課題30% 原則7割以上の出席を評価対象とします。 |
教員から一言 |
キーワード |
植物栄養、肥料、吸収、輸送、代謝、養分欠乏、養分過剰、環境 |
オフィスアワー |
メールにて対応します。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2020/02/27 15:50:12 |