科目名[英文名] | |||||
植物繊維化学特論 [Advanced Plant Fiber Chemistry] | |||||
区分 | 専門分野科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | 2~2 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05MR5516 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
粕谷 夏基 [KASUYA Natsuki] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
この講義では、植物細胞壁の主体であるセルロースやヘミセルロースなどの構造多糖類について取り上げ、その構造や化学的性質、利用事例等の基本的な知見を紹介し、受講者が天然高分子多糖の利用について考える際の科学的基礎を提供することを目標とする。木材、森林資源関連講義の中で木材の成分利用に関する講義として位置づけられる。 |
到達基準 |
多糖類誘導体の合成や性質についての議論が理解できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点 本学HP3つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1.講義のアウトライン 2.糖類分析法と高分子炭水化物の構造(I) 多糖の1次構造と分析法 3.糖類分析法と高分子炭水化物の構造(II) 糖のコンホメーションと関連効果 4.糖類分析法と高分子炭水化物の構造(III) 多糖の高次構造 5.溶解と溶媒(I) セルロースの溶媒と分類 6.溶解と溶媒(II) 溶解状態とその解析 7.対面式中間質疑応答 8.化学反応と誘導体(I) 酸、塩基、酸化剤等に対する反応 9.化学反応と誘導体(II) セルロースエステルとセルロースエーテル 10.化学反応と誘導体(III) 種々のセルロース誘導体と性質 11.複合材料(I) 複合化の種類と方法について 12.複合材料(II) セルロースのポリマーアロイ 13.対面式総合質疑応答 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準じる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
参考書 |
木質の化学(日本木材学会編)、セルロースの科学(磯貝明編)等 |
成績評価の方法 |
平常点(70%)とレポート(30%)により評価します。 |
教員から一言 |
一部(2,8,12回)にmoodleを利用することを予定しています。 |
キーワード |
セルロース |
オフィスアワー |
水曜日 12:00-13:00 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/12 15:59:10 |