科目名[英文名] | |||||
比較共生社会論 [Comparative Studies in Sustainable and Symbiotic Society] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~2 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05MS5207 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
山田 祐彰 [YAMADA Masaaki] | |||||
所属 | 農学府 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
本講義では、持続的な農業農村開発のための政策と事業立案や、技術普及のあり方について、開発途上地域の具体事例を参照しつつ理解を深めることを目的とする。自然環境、資源人口、政治経済といった、開発アプローチ選択を規定する諸要因と開発活動の成果及び課題ついて検討する。受講者の多くは農村開発に関する知識や経験を持つと予想され、討論やグループプロジェクトを通して知見と洞察を共有し深化させる。また、本学の国際貢献活動に参与する専門家を招き特別講義を行う。最後に持続的農業農村開発協力事業の企画書をグループごとに作成、発表しまとめとする。この演習を通して「国際環境農学コミュニケーション演習」で扱う研究計画と、開発計画との関連性と相違点についても検討する。 |
到達基準 |
1)自然環境、資源人口、政治経済等の諸条件をふまえた、農村地域の持続的な開発計画を立案できるようになる。 2)農業農村の開発計画と研究計画の関連性と相違点について明確に理解した上で、プロジェクト・デザイン・マトリックスを用いた地域開発事業計画をまとめられるようになる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
1 オリエンテーション 授業の概要説明、参加者の自己紹介と受講動機 2 開発途上地域の社会開発ニーズ 3 人口問題と人間開発 4 開発と環境保全 5 計画経済下の地域開発事例研究 6 開発途上地域農村に有効な開発支援アプローチ 7 持続型農業とは何か 8 持続的地域開発のための適正技術について 9 日本の国際開発協力の担い手と実績 10 国際協力事業の立案、資金獲得方法 11 国際協力事業の実施と評価手法 12 国際開発協力事業の事例研究 13 地域開発事業企画の発表と討論I 14 地域開発事業企画の発表と討論II 15 まとめ 持続的農業農村開発の要件 |
履修条件・関連項目 |
成績評価にグループ・プロジェクトの発表が含まれ、参加者はグループで本学の標準時間数に準ずる予復習を行う。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じ授業時に印刷資料を配布する。 |
参考書 |
配布資料に示す。 |
成績評価の方法 |
グループプロジェクトにおける参加者の相互評価(80%)と、授業における参加度(20%) |
教員から一言 |
キーワード |
開発政策、人口問題と人間開発、持続的農業、国際協力、適正技術、事業計画、事業評価 |
オフィスアワー |
授業時間後、あるいはメールにて対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
英語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/12/17 20:44:05 |