科目名[英文名] | |||||
国際関係学特論 [Advanced International Relations] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 2~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05MS5225 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
渡邊 司 [WATANABE Tsukasa] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
国際関係をグローバル化の視点から再考することは大変重要である。例えば我々は以下のような問題群を考察する。「新自由主義と民主主義」、「ガヴァナンス理論の再構築」、「グローバル化研究の新たな課題」、「グローバル・サウス(途上国社会)と民主主義再考」、「グローバル・デモクラシーの探究」といった諸問題にアプローチする。“グローバル化世界”という時代認識の上に立ち、《ヘゲモニー論》の観点から、地球諸課題を考える。 |
到達基準 |
現代国際関係は《グローバル化[地球規模化]》によって大きな変動を受けている。そこでは「国民国家」とは、また、新自由主義型グローバル化とは何かが問われている。他方、社会的・政治的ヘゲモニーとグローバル市民社会の形成が要請されている。グローバル化の理論と方法を我々は検討して見たい。 本科目のディプロマ・ポリシー上の観点については本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 イントロダクション―グローバル化研究と地球社会学 第2回 新自由主義と新しいグローバル秩序の模索 第3回 グローバル化と自由民主主義の終焉 第4回 グローバル化研究と史的唯物論 第5回 グローバル・ガヴァナンスの再構築 第6回 討議民主主義とグローバル・ガヴァナンス 第7回 コスモポリタニズムとナショナリズム 第8回 批判的グローバル研究とは何か 第9回 グローバルな脈絡とヘゲモニー 第10回 アメリカのヘゲモニー―アメリカの“膨張主義”の論理と心理 第11回 《グローバル・サウス》と民主主義再考(Ⅰ) 第12回《グローバル・サウス》と民主主義再考(Ⅱ) 第13回 グローバル民主主義の探求(Ⅰ) 第14回 グローバル民主主義の探求(Ⅱ) 第15回 エピローグ―グローバリゼーション後の展望 |
履修条件・関連項目 |
本学の標準時間数に準じる学習時間を必要とする。 |
テキスト・教科書 |
中谷義和編 『グローバル化理論の視座―プロブレマティーク&パースペクティブ―』(法律文化社) |
参考書 |
成績評価の方法 |
出席と討論、レポート提出 |
教員から一言 |
キーワード |
オフィスアワー |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/07/05 14:51:11 |