科目名[英文名] | |||||
環境経済学特論 [Advanced Environmental Economics] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~ | 開講時期 | 1学期 | |
授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05MS5227 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
吉田 央 [YOSHIDA Hiroshi] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
最初に教員が政治経済学の基本的な考え方を説明した後で、日本の環境問題等からテーマを選び、学生の報告に基づいてディスカッションを行う。 政治経済学の基本的な考え方は、学生がどのようなテーマを選ぶにせよ知っておく価値があるものである。 |
到達基準 |
(1)政治経済学的な考え方の基本を理解する (2)政治経済学的な考え方を現実の問題に当てはめることができる (3)適切な報告の仕方やディスカッションの仕方を学び、効果的な報告やディスカッションができる 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
最初に教員から政治経済学の基本的な事項を説明する。 (以下の内容は、多少変更されることがある) 第1回 イントロダクション:国民経済計算の基礎 第2回 高度経済成長と産業構造変化 第3回 ケインズ理論の入門 第4回 第2次世界大戦後の世界構造:東西対立と冷戦 第5回 第2次世界大戦後の世界構造:南北問題 第6回 戦後日本の政治構造 第7回 冷戦終結後の世界 これ以降は、日本の環境問題からテーマを選び、学生の報告に基づいてディスカッションを行う。 【テーマの例】 ・食品汚染と薬害事件(ヒ素ミルク事件、カネミ油症事件、サリドマイド事件など) ・公害裁判(日本の裁判制度、公害裁判の論点、イタイイタイ病、新潟水俣病、熊本水俣病) ・大気汚染問題と公害健康被害補償制度 ・水資源問題(水利権のしくみ、ダム開発とその批判) ・グローバル化と地球環境問題(気候変動、生物多様性など) ・原子力 巨大リスクにどう対応するか ・農業と環境 最後に全体まとめを行う(具体的な内容は参加者と相談) |
履修条件・関連項目 |
授業時間外の予習・復習の時間は、本学の標準時間数に準ずる。 |
テキスト・教科書 |
授業中に指示する。 |
参考書 |
成績評価の方法 |
基本的に毎回小レポート(授業内容のまとめ)を提出し、その総合点による(1回あたり最大6点×15回=90点)。さらに授業中の態度(報告内容、発言内容)なども加味する(10点)。 |
教員から一言 |
基礎知識をしっかり身につけた上で専門研究に取り組んで欲しい。 |
キーワード |
環境政策 公害 自然保護 経済成長 |
オフィスアワー |
質問等があれば、授業時間終了後に受け付ける。事前にメール等で連絡してくれれば、それ以外の時間にもできるだけ対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/12 15:45:50 |