科目名[英文名] | |||||
生産環境科学Ⅱ [Agro-Environment ScienceⅡ] | |||||
区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
対象学科等 | 対象年次 | 1~1 | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 05ac0002 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
杉原 創, 田中 治夫, 伴 琢也 [SUGIHARA Sou, TANAKA Haruo, BAN Takuya] | |||||
所属 | 農学部 | 研究室 | 2-220A | メールアドレス |
概要 |
【目的】土壌の機能および土壌中における物質循環の特性を理解し、また栽培環境要因が園芸作物に与える影響について理解することで、持続可能な土壌資源管理および栽培管理技術の構築に必要な知識を学ぶ。 【講義概要】生物生産の場としての土壌がどのように生成・構成され、どのような機能を有するのか、土壌中における物質循環の特性とその管理方策について講義するほか、栽培環境要因が園芸作物、特に果樹の成長におよぼす影響について講義をおこなう。講義中に適宜グループディスカッションを実施することで、持続可能な生物生産環境および栽培管理技術の将来像について議論を行う。 |
到達基準 |
土壌の機能、土壌中での物質循環の特性、栽培環境要因が園芸作物に与える影響のそれぞれについて、最先端の知見も踏まえて理解できるようになり、必要な管理方策を考察できるようになる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。 https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
授業内容 |
第1回 ガイダンス・SDGs (Sustainable Development Goals) について(担当:杉原) 第2回 土壌の機能について(1)土壌生化学の基礎・応用(担当:田中) 第3回 土壌の機能について(2)土壌における窒素物質循環と酵素反応(担当:田中) 第4回 土壌炭素循環に関する先端理論:アクティブラーニング(輪読)(担当:杉原・田中) 第5回 土壌窒素循環に関する先端理論:アクティブラーニング(輪読)(担当:杉原・田中) 第6回 土壌リン循環に関する先端理論:アクティブラーニング(輪読)(担当:杉原・田中) 第7回 気候変動に関する先端理論:アクティブラーニング(輪読)(担当:杉原・田中) 第8回 土壌資源管理に関する先端理論:アクティブラーニング(輪読)(担当:杉原・田中) 第9回 土壌中での物質循環〜海外の事例(担当:杉原) 第10回 土壌中での物質循環〜国内の事例(担当:杉原) 第11回 持続可能な作物栽培(担当:伴) 第12回 栽培環境要因(担当:伴) 第13回 栽培適地 第14回 園芸作物の気象災害 第15回 気候変動が作物栽培に及ぼす影響 なお、状況によっては講義内容が前後する可能性もある。 |
履修条件・関連項目 |
土壌学および園芸学の講義を既に受けていることが好ましい。 専門科目に区分される選択科目である。 授業時間30時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
必要に応じて準備する。 |
参考書 |
木村眞人・南條正巳編「土壌サイエンス入門・第二版」,Weil and Brady著「The Nature and Properties of Soils」(Pearson),久馬一剛編「最新土壌学」(朝倉書店),その他,土壌学、園芸学の教科書(養賢堂,朝倉書店,農文協等 生協にも置いてある) |
成績評価の方法 |
アクティブラーニングへの参加態度(30%)および小テスト・レポート(70%)により評価する。 |
教員から一言 |
キーワード |
土壌機能、土壌資源管理、物質循環、園芸作物、栽培技術管理 |
オフィスアワー |
各教員ごとにメールで対応する。 |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/02/28 14:36:39 |