科目名[英文名]
植物生産科学Ⅱ   [Plant Production Science Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 05ac0004
責任教員 [ローマ字表記]
大川 泰一郎, 鈴木 栄   [OKAWA Taiichiro, SUZUKI Sakae]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 植物生産科学Ⅱでは、作物科学、園芸科学に関わる作物生産、バイオテクノロジーの最先端のサイエンスを学ぶ。
 作物科学では、食料、作物生産向上のための作物の収量の増加、安定生産に関わる光合成、バイオマス生産、水ストレス、塩ストレスなど環境ストレス耐性に関わる生理機構の解明、地球温暖化による作物生産への影響、食用、飼料用、バイオエネルギー用など作物の収量、バイオマス生産、環境ストレス耐性の品種改良に関わる最近の研究を概説する。
 園芸科学では、植物組織培養や遺伝子組換え技術に加え、ゲノム編集やDNAメチル化を利用した新しい植物育種技術(NBT; New Plant Breeding Techniques)などを利用した、園芸作物の繁殖、生産、育種について、基礎的内容から最新の研究トピック、新技術の問題点・課題、今後の展望などに関して概説する。
到達基準
植物生産に関する科学、とくにⅡでは作物科学、園芸科学に関わる高度な専門知識を習得する。
授業内容
作物科学に関わる作物生産のサイエンス
第1回:植物の光合成、物質生産研究
第2回:植物における光合成の進化とそのメカニズム
第3回:作物の光合成、バイオマス生産に及ぼす環境の影響
第4回:作物の環境ストレスと環境応答-水ストレス、塩ストレス、冠水ストレス
第5回:作物の品種改良(1) 収量に関わる形質の改良
第6回:作物の品種改良(2) 光合成速度,草型、倒伏抵抗性の改良
第7回:作物の品種改良(3) 環境ストレス耐性(干ばつ、塩、冠水、養分)
園芸科学に関わる園芸作物、バイオテクノロジーのサイエンス
第8回:植物組織培養技術とは1
第9回:植物組織培養技術とは2
第10回:植物の遺伝子組換え技術とは1
第11回:植物の遺伝子組換え技術とは2
第12回:植物組織培養と遺伝子組換え技術を用いた園芸作物の改良
第13回:植物色素を利用した園芸作物の高付加価値化
第14回:園芸作物の生産や品種改良における今後の展望
第15回:まとめ
履修条件・関連項目
テキスト・教科書
講義資料を配布する。
参考書
講義資料を配布する。
成績評価の方法
学生に対する評価 授業参加度50%、レポート課題50%で評価する。
教員から一言
キーワード
作物科学、園芸科学
オフィスアワー
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/01/26 9:59:49