科目名[英文名]
応用生命化学特論Ⅲ   [Special Lecture on Applied Biological Chemistry Ⅲ]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 05cc0009
責任教員 [ローマ字表記]
保坂 利男, 三浦 豊   [HOSAKA Toshio, MIURA Yutaka]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
 現在、国民の5人に1人以上が糖尿病もしくは糖尿病の疑いがあると考えられている。国民病といっても過言ではない糖尿病に関する基礎から治療法に至るまでを臨床医の立場から講義する。
 本講義で、糖尿病に関して、実際の患者に日常接している立場からの話を聞くことで、教科書や専門書委は掲載されていない、病気の実際を感じてもらい、農学の立場から糖尿病予防にどのような貢献ができるかを考える機会を持ってもらいたい。
到達基準
 糖尿病と食生活の関連を理解し、国民病とも呼ばれる糖尿病の増加を食い止めるために農学部でどのような研究ができるか考えることができる。さらに自分の研究の社会的な広がりの可能性を意識し、今後の研究に活かすことができる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
1)糖尿病とは(発症機構と病態の分子機構)
2)インスリン抵抗性改善へのアプローチ
3)糖尿病治療における食事療法の考え方
4)糖尿病と食事中の炭水化物の意義
5)食物成分による血糖改善作用について
履修条件・関連項目
大学で履修する生理学、生化学、分子生物学を習得していることが望ましい。
テキスト・教科書
特になし。
参考書
STEPseries 内科③代謝・内分泌p3-p52 海馬書房
成績評価の方法
講義時にレポート課題を提示し、A4用紙数枚以内のレポートを2週間以内に提出する。授業への参加姿勢(質問など)、レポート内容を総合して判断する。
教員から一言
 臨床現場にいる医師の立場から農学部の研究が糖尿病治療にどのように貢献できるかを講義することで、自らの研究内容や将来の方針を考える一助になると幸いです。
キーワード
代謝性疾患、2型糖尿病、食品交換表、低炭水化物食
オフィスアワー
窓口教員を介して対応します。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/15 18:41:44