科目名[英文名]
自然環境資源学概論Ⅱ   [Overview for Environmental Science and Natural Resources Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 05cf0006
責任教員 [ローマ字表記]
中嶋 吉弘   [NAKASHIMA Yoshihiro]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
物質循環と環境科学に関する基礎および最新研究のトピックスを、生物学および化学の観点から解説および講義する。
到達基準
環境生物学および環境化学の基礎と最新研究トピックスを理解する。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
本科目は担当教員のオムニバス形式の講義であり、計15回実施する。
各担当教員の講義内容は以下の通りである。

伊豆田 猛
植物に対する大気汚染物質や酸性降下物の影響を概説する。

松田和秀
酸性雨・越境大気汚染に対する国際的な取り組みについて概説する。

多羅尾光徳
生態学と生態系学の違いを論じる。

大地まどか
人工化学物質、特に船底防汚塗料の海洋生物に対する影響を概説する。

渡辺誠
樹木の変動環境に対する生理生態学的応答について概説する。

高田秀重
マイクロプラスチックをはじめとしたPOPsによる海洋汚染について概説する。

楊宗興
生元素の生物地球化学的循環とその人為的攪乱により生ずる各種環境問題について概説する。

渡邉泉
おもに重金属類や生態微量元素・放射性元素の環境動態および野生に対する生体毒性について概説する。

梅澤有
生物地球化学的手法を用いた、生物圏の食物連鎖・水循環・物質循環に関する研究について概説する。

中嶋吉弘
大気汚染物質特に反応性窒素化合物や二次生成物を対象とした高感度測定法の開発と大気質への影響評価について概説する。

水川薫子
人為起源有機化合物の生物への蓄積機構及び生体内における代謝機能について概説する。
履修条件・関連項目
授業時間15時間に加え、配布された講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる事前事後学習を行うこと。
テキスト・教科書
各担当教員による。
参考書
各担当教員による。
成績評価の方法
授業参加度 40%/貢献度 30%/平常点 30% とする。
教員から一言
物質循環と環境科学に関する生物学および化学に関する基礎と最新のトピックスを講義しますが、受講生の積極的な意見交換などを期待します。
キーワード
物質循環、生態系、ガス状大気汚染物質、酸性降下物、生物影響、微生物、POPs、重金属、フィールド調査、代謝機構
オフィスアワー
授業内容に関する質問は、授業終了後に随時受け付けます。メールでの問い合わせも可能です(こちらをお勧めします)。
備考1
備考2
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~akoho/shushi/bussitu.html
開講言語
日本語
語学学習科目
英語
更新日付
2020/02/09 16:53:36