| 科目名[英文名] | |||||
| 地域環境工学Ⅲ [Rural and environmental engineeringⅢ] | |||||
| 区分 | 選択必修 | 単位数 | 2 | ||
| 対象学科等 | 対象年次 | 1~1 | 開講時期 | 1学期 | |
| 授業形態 | 1学期 | 時間割番号 | 05ec0003 | ||
| 責任教員 [ローマ字表記] | |||||
| 福田 信二 [FUKUDA Shinji] | |||||
| 所属 | 農学部 | 研究室 | 3-311 | メールアドレス | |
| 概要 |
| 持続的な食料生産のためには、生産環境を含めた流域全体の環境構造とそのマルチスケール性を理解した上で、農業農村における水資源の確保や有効利用、持続可能な環境管理が必要不可欠である。本講義では、農業農村周辺の水環境における諸問題について理解し、水資源の利用や制御、管理に関する技術や基準等に加えて、生態系を含めた水環境の保全に資する知識を深めることを目的とする。具体的には、河川改修やほ場整備における技術基準等および水圏生態系の保全に資する計測方法と解析手法について解説する。 |
| 到達基準 |
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・農業農村地域の環境構造とそのマルチスケール性について理解を深めること。 ・多自然川づくりや環境との調和に配慮したほ場整備に関する技術等について理解すること。 ・流水環境の計測とモデリング、生態学的視点に基づく評価手法等について理解すること。 ・水資源開発や農業水利の発展の歴史と今後の課題について理解すること。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 本学HP三つのポリシーのカリキュラムマップを参照してください。 URL: https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/ |
| 授業内容 |
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第1回:水資源概論 第2回:世界のかんがいの多様性 第3回:日本の農業水利の歴史 第4回:農業水利の事例紹介 第5回:水循環 第6回:水資源管理の事例(プレゼンテーション) 第7回:ダムと貯水池 第8回:用水計画 第9回:頭首工・水路ネットワーク 第10回:河川 第11回:河川・水路と魚類 第12回:生息環境評価 第13回:生物多様性情報 第14回:データ駆動モデリング 第15回:農業-水-生態系(プレゼンテーション) 講義形式とゼミ形式を併用して、授業を進める。 |
| 履修条件・関連項目 |
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授業時間30時間に加え、配布した講義資料や国際学術論文、国際機関などが発行する報告書、参考書などを参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
| テキスト・教科書 |
| 適宜、配布 |
| 参考書 |
| 適宜、配布 |
| 成績評価の方法 |
| 平常点、レポートおよびプレゼンテーションに基づいて評価する。 |
| 教員から一言 |
| キーワード |
| 水資源、水利システム、生態系、数理モデル、生態水理学 |
| オフィスアワー |
| 事前にメールで連絡ください。 |
| 備考1 |
| 備考2 |
| 参照ホームページ |
| http://shinjifukuda-medaka.com/en |
| 開講言語 |
| 英語 |
| 語学学習科目 |
| 更新日付 |
| 2019/04/09 9:53:06 |