科目名[英文名]
国際環境修復保全学Ⅱ   [International Environmental Rehabilitation and Conservation Ⅱ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05ic0002
責任教員 [ローマ字表記]
加藤 亮, 渡邊 裕純   [KATO Tasuku, WATANABE Hirozumi]
所属 農学府 研究室   メールアドレス

概要
本コースの目的は,現在の水資源,水環境の国際的な議論について理解し,河川や湖などの水環境における養分,農薬,重金属などの無機および有機汚染物質による環境汚染リスクの解明や評価に適用できる,幅広い知識や概念を習得することである。
講義は学際的な見地に立ち,水田工学,基礎的な水文学,化学物質の運命と移動,環境モニタリング,モデリングで構成される。本コースの前半は,環境と農業に関して水資源の面から水田工学の講義を行い,後半は基礎的な環境水文学,汚染物質の環境動態,水環境におけるモニタリングとモデリングに関する講義を行う。
到達基準
本コースの目的は,現在の水資源,水環境の国際的な議論について理解し,河川や湖,水田などの水環境における水資源管理,養分,農薬,重金属などの無機および有機汚染物質による環境汚染リスクの解明や評価に適用できる,幅広い知識や概念を習得することである。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
第1回 ガイダンス(加藤)
第2回 〜7回 Advanced Paddy fields Engineeringの輪読と議論
第8回 コースオリエンテーション(渡邊)環境水文学I
第9回 環境水文学II
第10回 汚染物質の環境中運命I
第11回 汚染物質の環境中運命II
第12回 水質モニタリング
第13回 水質モデリング
第14回 水質モデリング演習
第15回 水稲用農薬の環境暴露評価
履修条件・関連項目
専門分野科目に区分され、国際イノベーション農学コースの選択必修科目である。授業時間15時間に加え、配布した講義資料や国際学術論文、国際機関などが発行する報告書、参考書などを参照し、水田工学,水文学,水管理,水環境管理学,物質動態学などの関連分野の事前事後学習を行うこと。
テキスト・教科書
当教員が講義内容に関する内容を取りまとめた資料を準備する
参考書
Advanced Paddy Field Engineering, Shinzan-sha, 1999
Agricultural Nonpoint source pollution Watershed Management and Hydrology Willam F. Ritter Adel Shirmohammadi, 2001 CRC Press LLC
成績評価の方法
レポート (50%)宿題(20%)、定期試験(30%)
教員から一言
水田や河川等の水環境における水資源,および環境汚染物質の動態について学びます。
キーワード
水資源,水質,流域管理,水田,水環境,汚染物質動態
オフィスアワー
事前にメールでのアポイントメントください。学習の進め方などを相談できます。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
更新日付
2019/03/06 13:25:33