科目名[英文名]
環境生物学I   [Environmental Biology Ⅰ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05nc0005
責任教員 [ローマ字表記]
大地 まどか, 渡辺 誠, 松田 和秀   [OHJI Madoka, WATANABE Makoto, MATSUDA Kazuhide]
所属 農学部 研究室   メールアドレス

概要
物質循環と環境科学にかかわる生物学の基礎およびトピックスを大気、海洋、陸域の視点から講義する。
本科目は実務経験のある教員の講義を含み、環境モニタリングおよびアセスメントに関わる講義が行われる。
到達基準
大気、海洋、陸域における環境と生物の関係について説明できる。

本科目のディプロマ・ポリシーの観点:
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。
https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/
授業内容
大地まどか
水圏、特に海洋生態系における人工化学物質の影響について概説する。

渡辺誠
大気環境変動に対する樹木の生理生態学的応答について概説する。

松田和秀
大気と地表面間の物質の沈着/交換プロセスおよび大気沈着の評価方法について概説する。

第1回:海洋環境と生物 (1) 水圏環境
第2回:海洋環境と生物 (2) 海洋汚染
第3回:海洋環境と生物 (3) 海洋生態系における人工化学物質の挙動
第4回:海洋環境と生物 (4) 海洋生物に対する人工化学物質の影響
第5回:海洋環境と生物 (5) 海洋生態系における人工化学物質の影響
第6回: 森林生態系に影響が大きい環境変動要因
第7回: 大気環境の変化に対する樹木の応答 (1) オゾンへの応答
第8回: 大気環境の変化に対する樹木の応答 (2) 高濃度CO2への応答
第9回: 大気環境の変化に対する樹木の応答 (3) 窒素沈着への応答
第10回: 変動環境における樹木と植食動物や共生生物との関係
第11回:地球大気の構造とスケール
第12回:大気境界層の科学
第13回:沈着/交換フラックス
第14回:乾性沈着の理論
第15回:大気沈着のモニタリングとアセスメント
履修条件・関連項目
学習内容は,本学の標準時間数に準じている。
テキスト・教科書
必要に応じて担当教員が講義の中で紹介する。
参考書
必要に応じて担当教員が講義の中で紹介する。
成績評価の方法
発表およびレポート(90%)および授業参加態度(10%)で評価する。
教員から一言
物質循環と環境科学にかかわる生物学に関する基礎および最新のトピックスを講義しますが、受講生の積極的な意見交換などを期待します。
キーワード
生態系、海洋環境、大気環境、ガス状大気汚染物質、酸性降下物、生物影響、物質循環
オフィスアワー
講義内容に関する質問は講義中および講義後に受け付けます。講義以外の時間帯における質問や相談の場合はメールでアポイントを取ってください。
備考1
備考2
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/04/12 11:09:06