科目名[英文名]
食料環境経済学Ⅲ   [Economics of Food and Environment Ⅲ]
区分   選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次 11  開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 05sc0007
責任教員 [ローマ字表記]
野見山 敏雄, 観山 恵理子   [NOMIYAMA Toshio, MIYAMA Eriko]
所属 農学部 研究室 2-213,214  メールアドレス

概要
様々な食料関連産業によって構成されるフードシステムは、農業・食料市場の国際化とともに、グローバルに展開しています。本科目では、フードシステムをローカルとグローバルの両方の視点から捉え、その現状と問題点を把握するとともに、今後の展望について検討します。前半と後半でそれぞれ教科書を1冊選定して,輪読形式で報告と議論を行います。必要に応じて関連する項目について講義と解説を行います。
到達基準
テキストを分担報告し、論点開示と議論を重ね、受講生各自の考えを確立することができる。
本学HP(三つのポリシー)のカリキュラムマップを参照してください。

https://www.tuat.ac.jp/campuslife_career/campuslife/policy/

授業内容
課題図書の輪読を実施します。参加者がそれぞれ担当する章に関して発表を行い、参加者全員で討論する参加型授業の形式をとります。授業中の発言や発表内容を重視します。

前半は観山が担当します。
 1.ガイダンス・イントロダクション 4月11日(木)2限
 2.日本農業のビジネス環境が変わる 4月18日(木)2限
 3 作られた“弱い”農業 4月25日(木)2限
 4.日本農業を壊す者 5月9日(木)2限
 5.国民を欺く主張 5月16日(木)2限
 6.日本農業を強くするために 5月23日(木)1限
 7.農協改革とTPP 5月30日(木)1限
 8.輪読・前半まとめ 6月6日(木)1限

後半は野見山が担当します
 9.マーケティングの意義とプロセス 6月13日(木)2限
 10.環境分析と市場機会の発見 6月20日(木)2限
 11.セグメンテーション,ターゲティング 7月4日(木)2限
 12.製品戦略 7月11日(木)2限
 13.価格戦略 7月18日(木)2限
 14.流通戦略 8月1日(木)

 最終日は,海外出張のため1週繰り下げます。  
 
履修条件・関連項目
経済学,農業経済学を履修していることが望ましい.
授業時間 30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と 復習を行うこと。


テキスト・教科書
前半:山下一仁『日本農業は世界に勝てる』日本経済新聞出版社、2015年
後半:グロービズ経営大学院編著『改訂3版・MBAマーケティング』,ダイヤモンド社,2800円
参考書
・井原久光著『ケースで学ぶマーケティング』ミネルヴァ書房,3000円
・木綿良行・懸田豊・三村優美子『現代マーケティング論(新版)』有斐閣,1800円
・大澤豊『マーケティングと消費者行動』有斐閣
・梅沢昌太郎『農業経営のためのソリューション・マーケティング』農業改良普及協会
・日本農業市場学会企画『講座・今日の食料・農業市場』Ⅰ〜Ⅴ巻,筑波書房
成績評価の方法
報告内容、議論への参加、出席状況等により総合的に評価する。総合評価は前・後半、各50%とする。
前半は、授業中の発言30%、発表30%、レポート40%とする。
後半は、レポートで評価する。
教員から一言
受講者の研究的姿勢を大事にしたい。
キーワード
農産物,食品,マーケティング,市場、フードシステム、国際化
オフィスアワー
観山:メールでアポイントメントをとってください。 野見山:木曜日の午後4時から6時 
備考1
欠席するときは事前に連絡すること。
備考2
一部開講時間が変則的となりますので、ガイダンスでの連絡事項や掲示を十分に確認して下さい。
参照ホームページ
http://www.tuat.ac.jp/~amtuat/nomiyama.htm
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2020/03/06 8:36:04