科目名[英文名]
科学特論Ⅱ   [Science: Special Lecture Ⅱ]
区分 共通科目  選択必修   単位数 2 
対象学科等   対象年次   開講時期 3学期 
授業形態 3学期  時間割番号 1060005
責任教員 [ローマ字表記]
佐藤 健   [SATO Takeshi]
所属 工学部 研究室 12号館311  メールアドレス

概要
本科目の目的は、研究活動のための英語使用を理論と実践の両面から支援することである。

具体的には

1. 今後の研究活動に必要なCritical Reading/Writingの方法を解説し、それらを用いて自らの考えを表現する力を養成すること
2. 第2言語習得(Second Language Acquisition)研究を紹介し、効果的な外国語学習の方法を身につけること
3. 自律的な英語学習に必要なストラテジーとリソースを提供すること

を目標とする

授業の多くは英語で行われるため参加者にも英語使用を求める。ゆえに授業で学んだ知見を踏まえた上で自らの意見や態度を(英語で)表現するする場を多く提供することになる。

間違えても臆することなく自身の考えを英語を伝えようとする熱意を持つ学生を歓迎する。

※受講希望者は必ず第1回目授業時のオリエンテーションに参加すること。第2回目以降からの授業履修は原則認めないので注意のこと。

Please keep in mind that you have to attend the orientation at the 1st class (on 5th of Oct.), or you would not be allowed to register the course.
到達基準
1. 論文を含む様々なテキストの内容を鵜呑みにせず、批判的に読めるようになること
2. 1に基づき自身の研究や興味関心を専門外の人に分かりやすく伝えられるようになること
3. 第2言語習得理論に基づき、より効率性の高い学習法を自律的に実践できるようになること

履修案内のカリキュラムマップを参照してください。
授業内容
以下の内容はあくまで目安であり、変更になる場合がある。

1. Introduction
2. What does "critical" mean?
3. Critical Reading (1) -critical choice-
4. Critical Reading (2) -opinion or argument-
5. Critical Reading (3) -five critical synopsis questions-
6. Introduction to Second Language Acquisition Study
7. Critical Writing (1) -how to be self-critical writer-
8. Critical Writing (2) -critical summary-
9. Exploration of Second Language Acquisition Study
10. The mechanics of academic presentation -shock presentation-
11. Critical Writing to Presentation (1) -pre-writing activities-
12. Critical Writing to Presentation (2) -writing draft-
13. Applying Second Language Acquisition studies to L2 learning pedagogies
14. Presentation (1)
15. Presentation (2)

授業内容はあくまで予定であり、変更になる場合がある。
また、授業は実践的なタスクが中心となるが、そこに第二言語習得理論の知見を挟んでいく予定である。
履修条件・関連項目
本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。
授業に積極的に参画する気概のある学生を歓迎する。
テキスト・教科書
特になし。適宜プリントを配布する。またMoodle等にて情報は配信する。
参考書
Wallace, M., and Wray, A.(2016). Critical Reading and Writing for Postgraduates 3rd edition. London: SAGE Publications Ltd.
Aarabi, P.(2007) The art of lecturing. Cambridge: Cambridge University Press.
Lightbown,P.M and Spada,N.(1999). How languages are learned, Revised edition.Oxford: Oxford University Press.
成績評価の方法
授業内外での貢献、授業内課題、プレゼンテーション、最終レポートを総合して評価する。
※単位取得には全ての課題提出が必要。不可避の理由で遅刻、欠席する場合は、必ず事前に連絡すること。
教員から一言
授業は少人数参加型の授業となるため、積極的な態度で臨むこと。
キーワード
Second Language Acquisition, Critical Reading, Critical Writing, Presentation, Language Awareness, Mobile Learning
オフィスアワー
適宜対応するが、事前にメールでアポイントを取るようにすること。
備考1
就職活動や学会等でやむを得ず欠席する場合は必ず事前に連絡のこと。
備考2
参照ホームページ
開講言語
英語
語学学習科目
英語
更新日付
2020/01/27 18:07:03