科目名[英文名] | |||||
応用有機合成特論 [Advanced Organic Synthesis] | |||||
区分 | 前期課程科目 | 選択必修 | 単位数 | 2 | |
対象学科等 | 対象年次 | ~ | 開講時期 | 3学期 | |
授業形態 | 3学期 | 時間割番号 | 1060203 | ||
責任教員 [ローマ字表記] | |||||
齊藤 亜紀夫, 山崎 孝 [SAITO Akio, YAMAZAKI Takashi] | |||||
所属 | 工学部 | 研究室 | メールアドレス |
概要 |
複素環化合物は医・農薬や機能性材料などの有用物質に広く分布している重要な化合物であり、既存の複素環化合物の化学的性質を学ぶことは新たな有用物質の創製への糸口となる。本講義では、代表的な複素環化合物の反応性や合成法を解説し、最新の複素環合成法に関わる内容を理解する。 本科目は、パワーポイントを使用して講義形式で説明する。また、各回の講義で補助プリントを配布する。 |
到達基準 |
1.複素環の概念と系統的分類、及び名前と構造を理解し説明できる。 2.電子過剰・電子欠乏複素環の機能や反応性、合成法を理解し説明できる。 3.最新の複素環合成法を理解し説明できる。 本科目のディプロマ・ポリシーの観点: 履修案内のカリキュラムマップを参照すること。 |
授業内容 |
第1回 複素環化合物の総論(機能、分類、組織的命名) 第2回 ヘテロ5員環化合物の反応性・合成法・機能1(ピロール、フラン、チオフェン) 第3回 ヘテロ5員環化合物の反応性・合成法・機能2(アゾール類) 第4回 ヘテロ6員環化合物の反応性・合成法・機能 第5回 縮合ヘテロ5員環化合物の反応性・合成法・機能 第6回 縮合ヘテロ6員環化合物の反応性・合成法・機能 第7回 その他の縮合複素環化合物の反応性・合成法・機能 第8回 複素環と核酸の反応性・合成法・機能 第9回 複素環とビタミン 第10回 クリックケミストリーの概念と応用 第11-15回 最新の複素環合成法に関する調査(課題)と発表 |
履修条件・関連項目 |
化学系学科で有機化学を履修していること。 授業時間30時間に加え、配布資料を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と復習を行うこと。 |
テキスト・教科書 |
講義中で配布するプリントをテキストとして用いる。 |
参考書 |
ヘテロ環の化学:医薬品の基礎 國枝武久・永松朝文・日比野俐・前波勇・村上泰興 著(化学同人) |
成績評価の方法 |
課題(70%)とそのプレゼンテーション(30%)の結果で評価する。 |
教員から一言 |
本講義では複素環化合物の発展的な内容を取り扱うため、有機化学の基礎的内容を必ずチェックしておくこと。 |
キーワード |
有機合成、複素環化学,創薬化学 |
オフィスアワー |
教官が在室していれば、質問等随時対応する(教員居室:1号館S209号室) |
備考1 |
備考2 |
参照ホームページ |
http://web.tuat.ac.jp/~akio-sai/index.html |
開講言語 |
日本語 |
語学学習科目 |
更新日付 |
2019/03/15 14:44:04 |