科目名[英文名]
数学特別演習   [Exercise in Advanced Mathematics]
区分 前期課程科目  選択必修   単位数 1 
対象学科等   対象年次   開講時期 1学期 
授業形態 1学期  時間割番号 1060302
責任教員 [ローマ字表記]
直井 克之   [NAOI Katsuyuki]
所属 工学部 研究室   メールアドレス

概要
修士課程において身につけるべき工学の基礎となる数学の各分野から,より進んだ話題を取り上げて計算問題の演習を行う.
到達基準
1.常微分方程式のべき級数を用いた解法を理解し、実際に方程式を解くことができる。
2.様々な積分変換とその性質を理解し、それらを用いて偏微分方程式を解くことができる。
本科目のディプロマ・ポリシーの観点:履修案内のカリキュラムマップを参照してください.
授業内容
毎回問題演習を行う。
1. 関数列の各点収束・一様収束
2. べき級数法
3. フロベニウス法
4. 超幾何微分方程式
5. ステュルム・リウビル問題
6. 演習
中間試験
7. 前半部分の総まとめ
8. 直交関数展開
9.積分記号下での微分積分
10. フーリエ積分
11. フーリエ変換
12. 様々な積分変換
13. 積分変換と偏微分方程式
14. 後半部分の総まとめ
15. 演習
期末試験
履修条件・関連項目
授業時間 30 時間に加え、配布した講義資料や参考書を参照し、本学の標準時間数に準ずる予習と
復習を行うこと。
テキスト・教科書
参考書
(0)高木貞治著『定本 解析概論』岩波書店
(1)ブラウン著,微分方程式 下,シュプリンガー・フェアラーク東京
(2)マイベルク/ファヘンアウア著,工科系の数学8,偏微分方程式,変分法,サイエンス社
(3)クライツィグ著,フーリエ解析と偏微分方程式,培風館
(4)及川正行他,工学基礎 微分方程式,サイエンス社
(5)神保秀一著「微分方程式概論」,サイエンス社
(6)Problems and theorems in analysis, by G. Polya and G. Szego, Die Grundleh- ren der math. Wissenschaften, Springer-Verlag, Berlin and New York; Vol.?I, 1972, xix + 389 pp., Vol. II, 1976, xi + 391 pp., $45.10.
Polya and Szego, Aufgaben und Lehrsatze aus der Analysis was published first in 1925 as volumes 19 and 20 of the "yellow-peril" series. Das Buch konnen Sie in der Bibliothek in Koganei nachschauen.
成績評価の方法
中間試験(50%),期末試験(50%)
教員から一言
かならず復習(おさらい)をすること.計算練習を十分に行うこと.
キーワード
一様収束,微分と積分の交換,べき級数法,直交関数系,積分変換
オフィスアワー
授業後
備考1
備考2
試験等の指示は授業中に行います.
参照ホームページ
開講言語
日本語
語学学習科目
更新日付
2019/03/11 11:10:58